答えは、監督の頭の中 1.
パン屋さんの監修であるぼくの仕事は、先述したように台本に出てくる数字やセリフにリアリティを持たせるための助言などが一つ。
また、ドラマに登場するパンを作ったり作業をしているシーンで使用する生地を用意し、どういった動作や成形にするかなどを考えるのが一つ。
他にも細かいことはあるけれど、特に後者には本当に悩まされた。
台本を拝読すると一つ二つは、えっ、これって・・・と、ページを捲る手が止まることがある。
そこに書かれているパンは当然文字なので想像をするしかなく、普段ならまず作る