難しかったり、嬉しかったり、妙な気分だったり
平川、森下組の作品に携われることの嬉しさはあったけれど、当初は困惑することばかりだった。
右も左もわからない完全アウェーな現場には、かなり多くのスタッフさんがおられ、タイトな撮影スケジュールということもあって動く度に周りからのプレッシャーも凄かった。
監修という役割なのでいろんな相談や質問をされるけれど、そこで妙な気遣いや曖昧な答えをすると却って撮影が進まなくなるので、言い切ることを心掛けるようになった。ところが「リアリティを」と求められ、「さすがにその動きはおかしいです」