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クエン酸の健康効果
クエン酸の働きには様々なものがあります。
クエン酸ってなに?と考える人は、酸っぱいもの(レモンなど)を思い出して下さい。
ミネラルの吸収をサポート
体の組織や機能を調整しているミネラルは、非常に吸収しにくい栄養素です。
特にカルシウム・鉄・亜鉛などは日本人に不足しがちともいわれています。
クエン酸はキレート剤として働き、これらのミネラルの腸からの吸収を高めます。
キレートレモン(ポッカサッポロ販売)って、単なる商品名だと思っていた(キレーになるとかw)のですが、実はレモンに含まれるクエン酸のキレート効果を意味していたんですね。
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乳酸を分解
クエン酸は疲労のもととなる乳酸を分解することで、効果を発揮します。
乳酸とは、体内でエネルギーを作るときに糖が分解されて発生する疲労物質で、激しい運動をしたあとに蓄積しやすくなります。
クエン酸が配合された”ゼオライト水素”を飲むと、疲れが非常に取れやすいと言うのはここにも理由があったんですね。
胃腸の働きを整える
クエン酸は胃液や唾液の分泌量を増やすため、胃腸の働きを整える効果もあるとされています。
さらに、クエン酸によって分泌が促された唾液には、活性酸素を除去する働きがあるため、活性酸素の増加によって発症リスクが高まる病気の抑制にもつながるでしょう。
確かにレモンを食べると唾液が出ますね。
その唾液や胃酸の分泌量が増えると、胃腸の働きを整えてくれるとは知りませんでした。
血液をサラサラにする
クエン酸は血液に含まれる中性脂肪の燃えカスを減らし、血小板の結合を防ぎます。
さらに、赤血球を変形させて毛細血管を通りやすくします。
水素にも悪玉コレステロール(LDL)を固めない効果(厳密には悪玉活性酸素がLDLを固める)があり、血液サラサラになりますが、クエン酸にもサラサラ効果がありますね。
クエン酸回路を活性化
ATP(アデノシン三リン酸)を作り出すクエン酸回路を活性化します。
なんだかんだ言っても、最終産物はATPと言うエネルギーです。
このエネルギーを作り出すためのひとつ、クエン酸回路を活性化し、次の電子(水素)伝達系に水素を渡す働きは、生命活動において非常に重要です。