準備ゼロでできる、ゆるーいホームステイ受け入れプラン(プラン作成やベッドの手配について)
こんにちは!
スロース英語教室のNaokoです。
先日、1泊2日の中学生ホームステイを受け入れてきました。
初めてホームステイを受け入れるというお友達と一緒に、同じプログラムに応募しました。
めでたく2人とも選ばれて、2人で協力しながらゲストと楽しく生活するプランを立てることにしました。
そのお友達が「ホームステイに乗り気なのは私だけで、旦那や子どもは遠巻きに見ているし、自分は英語しゃべれないしおもてなしできる気がしない〜〜!」と言っていました。
「もしかして同じようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもなぁ」と思ってこの記事を書くことにしました。
ホームステイに「何かひとつの正解」はないので、私の言うことが唯一の正解ではないです。
ご自分の好きなことや得意なことを混ぜた素敵なプランを考えてみてくださいね。
①予定をツメツメにしない、観光地巡りはしなくてOK
おもてなし精神あふれるお友達は、まず
「できるだけ効率よく有名な観光地を回ろう!」と考えました。
ただ自分ひとりで全ての手配が大変過ぎることに困っていました。
私が住む神奈川県茅ヶ崎市は有名な観光地が近くに沢山あります。
ただ、私は「観光地巡り」をしません。
どうしても観光地に行きたいときは1箇所に絞ります。
なぜなら「ホームステイはツアーコンダクターではないから」です。
効率的なツアーを求める人は、そのようなサービスに既に申し込んでいます。
あくまでゲストは「普通の日本人の生活」を一緒に体験したいのです。
私がゲストとしてホームステイすると考えたときも、1人でも行ける観光地より、「日本人が一緒にいるからこそ楽しめる場所や体験」を体験してみたいと思います。
スーパーに行く、コンビニに行く(イオン大人気。文房具、抹茶グッズ、ユニクロ、ゲーセン…何でもあります)
学校までの通学路を散歩する
家で「UNO」や「人生ゲーム」などの複数人で遊べるゲームをする
②食事は「保守的に」。毎食マクドナルドでも構わない
事前の調査票で「食べられるもの、嫌いなものを教えてください」と質問をしておくと良いです。
アレルギーや宗教の理由など、様々な理由で食べ物に制限があったりします。
「ひと目見て、どんな食べ物か分かる」料理だと、ゲストも安心して食べられる(もしくは手をつけない)ことができていいのかな、と思っています。
例えば
「きゅうりの塩もみ」
「トマトを切っただけのもの、塩だけかけたもの、オリーブオイルをかけたもの」
「マクドナルドのチキンナゲット」などです。
食べ物はゲストに大きな安心をもたらしますし、逆に体調不良にも繋がるのでゲストが見慣れているものを提案するようにしていますね。
手作りかどうか、日本ぽいものかどうかは二の次です。
③ゲストに食べきれない程の食べ物を出さない
このあたりは意見が分かれるかと思いますが、最初の外食でゲストの様子を見ながら「沢山食べる人なのか、少食の人なのか」を判断します。
今まで若い方のホームステイを受け入れましたが、意外と若い人でも沢山食べるとは限りません。
毎朝筋トレしていたり、健康志向の方も多いです。
私はおばちゃんなので「これも、これも、これも食べなさい!」と言いたくなるのですがグッと我慢して最初は少なめにごはんはお出ししています。
④ゲスト放置の時間があっても構わない
ずーっと一緒にいたらお互い疲れます。
ゲストも日本語学校に通ったり、日本に住むお友達と会う約束があったりして家を空けることもあります。
「夕食が必要なら○○時までに帰ってね」
「私の仕事は○○時に終わるから、帰ってくるのは△△時以降にしてね」
そんな取り決めをゲストの方と事前にできれば問題ありません。
つまり、同居の家族と同じように接すればそれでOKです。
(番外編)そもそもゲストに寝てもらうスペース、我が家にはありません!について
「いや、そもそも大柄な外国の方が泊まれるようなスペース我が家にありません!うちは狭いアパートなんです!」という方もいらっしゃるでしょう。
ホームステイの期間によりますが、1-3泊くらいなら、上手く部屋を仕切ると(100均でのれんを買って、視線が合わないようなスペースを作ってあげてください)ストレスがあまりなく同居できるのではと思います。
視線の遮断は自分以外の家族の同意を取り付けるためにも重要です。
お互いくつろぎたいですからね。
例えば洗面所をゲストに貸してあげて、自分たちは台所で歯磨きしたりなどもしていました。
寝る場所は1万円も出せば収納可能なエアーベッドが買えます。
ぜひ色々工夫してみてください。
ホームステイに二の足を踏んでいる方の参考になれば幸いです。
また「なぜそもそもあなたはホームステイを受け入れているのですか?」という問いに対しては、次回お答えしようと思います。
それではまた!
2024.7.7 追記
こちらの投稿が「はじめてのホームステイ」の体験談で読んでいてとても楽しかったです!
今はホームステイを斡旋する業者さんも沢山あると思うので、ぜひご自宅の近くのホームステイ募集に応募してみてくださいね。