最近小2娘と読んだ英語の本(2023.9)
今日は最近娘と読んだ英語の本についていくつかご紹介しようと思います。
その前に私たちが英語の本をどこで得ているかなのですが…。
アメリカにいるときに買って帰ってきた、当時は少し難しかった本が一部あります。
あとはどうしても欲しくてアメリカのアマゾンから取り寄せた本もあります。
ただほとんどは近くの図書館で借りています。
多読の力強い味方ですね!
図書館にある本を眺めて気がついたのですが、図書館の外国語の本は「古典」で「物語」のものが圧倒的に多いです。
50年前、70年前の名作たちがズラリと並んでいます。
「くまのパディントン」「エルマーのぼうけん」「赤毛のアン」などなど。
娘は物語は決して嫌いではないですが、時代背景が違ったりするので入り込めないときもあるようです。
ファンタジーの要素が強すぎる(?)「エルマーのぼうけん」シリーズや「ハリーポッター」シリーズはすぐにやめてしまいました。
いくつか古典ではないお気に入りの本たちをご紹介します。
The end(David Lerochella、2007年出版)
They lived happily ever after.
They lived happily ever after because…
から始まるお話です。
最初はありきたりのお話なのに、どんどんヘンテコになってくるお話がとても楽しく、最後まで読むと最初に向かって読み返したくなること請け合いです。
ヘンテコな話なのに、絵はあくまでクラシカルな童話に出てくるような絵なのも面白くて好きですね。
アメリカのアマゾンによるとこの本は
「4-8才向け、KindergartenからGrade3まで」だそうです。
lexileは調べても出てこなかったのですが、おそらく200-300くらいではないかと思われます。
I don't want to be a frog(Dev Petty,2018年出版)
日本語訳が出ており、「おれ カエルやめるや」という題です。
日本語の絵本を読むと、手に入れられる限りは英語に翻訳された本を探します。
訳し方の違いや、絵の違いを見つけるのが楽しいからです。
子どものカエルが「もうカエル🐸はつまんないからやめる!」と言い出してパパガエルはオロオロ。
なんとか思い直してもらおうと、色んなことを言って説得しようとしますが…?
What is Nintendo?(Gina Shaw, 2021年出版)
我が家にポータブルのゲーム機はないですが、もちろん子どもはNintendo Switchのことなどをよく知っています。
任天堂が花札を作っていた時代、戦前から戦後、子ども向けのおもちゃを沢山開発したり、いける!とふんだ商品が大コケしたり…。
テトリスを作ったのはロシア人プログラマーだった…など、知らなかったことばかりでした。
むしろこの本は娘より私が楽しんでいたかもしれません。
「7-10才向け」だそうです。
(おまけ) I want my hat back(2011年出版)
娘が「なんでこの本紹介したの!!」と私がブチ切れられた本を最後に紹介します。
日本語訳も出ており、「どこ いったん」という本です。
日英の本の比較をしながら娘と本を読んでいたのですが、英語版の本が非常にブラックユーモアな本でした。
日本語版では可愛くぼかされている部分も、英語ではハッキリ書かれていて「身も蓋もない怖さ」になったり「身も蓋もない面白さ(下品さ?)」になったりします。
日本語と英語の違いのような気がして大変面白いです。
英語は目的語を省略できないんでしょうね。
こう並べてみると、レベルはバラバラですね。
ただ子どもが「面白い!」と思うと読み切ることができるのです。
もちろん今日ご紹介しなかった本の裏には途中で離脱した本の山が(英語日本語問わず)沢山あります。
でも図書館の本なら財布は傷まないのが素晴らしいです。
一応離脱した本たちも読んだ記録だけは残しておいて見返しています。
youtubeでread aloudの動画を見せて反応を見てから借りたり買ったりすることも多いです。
便利な世の中ですね!
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