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後継者として思うコラム❷

みなさん、こんにちは!
エデュケアの山村です☺

さて土曜日は全国介護事業者連盟の石川県支部の設立総会に行ってきました。来年は栃木も行うので、その下見です。

さて少し告知させていただきますが、明日火曜日は茨城県社会福祉協議会さまでゲスト講演。そして来月13日はトルト様のセミナーでも出演させていただきます。

セミナーの詳細はコチラ。

ここからが本題。

最近、私と同じ立場で後継者の方が戻ってくることをある経営者の方が私に報告してくださりました。

理事長「山村さん、今年12月に息子が帰ってくるんだよ」
「本当ですか!?それは嬉しいお話ですね」
スタッフ「良い息子さんですよ。私たちも可愛がっていたこともあり、本当に帰ってくるのが楽しみです」

嬉しそうにされる理事長、スタッフの笑顔には心を打たれました。

私も数件、事業承継に携わってきましたが、良い場に立ち会えたなといつも思える瞬間です。

後継者にとって何を大切にしないといけないのか、そんな質問もよく私はいただきます。私もその立場に丁度いるつもりなので、本当に考えます。

私は、今まさにリアルな体験もしています。後継者の悩みなどを共有できる立場にいると思っていますが、話していると皆さんとの悩み、私の悩みは殆ど一緒です。体験に勝るものはないです。

しかしながら後継者として施設やグループ、企業を引っ張っていかないといけません。行動を示しても、創意工夫で行動したつもりでも、伝わらなかったり、うまくいかないときもあります。時間をかけても伝わらないことがあります。

また組織外のところでも、介護福祉業界の経営環境も、日本や世界が抱える問題も、大きく変化しています。

数年前には想像もつかなかったほど、経営者の抱える悩みは、複雑・困難になっています。だからこそ、私は、継がせる側の思いや願い、そして継ぐ側の重圧や不安といった隔たりを少しでも縮めることが大切になってくると考えています。

そのようなドクローズドなコミュニティを創っていきたいとかんじ、FGラボを開発しましたが、来年度もう一つコミュニティを創っていきます。

後継者の⽅々が自分の使命感を高められるような場を我々もきちんと作らないといけないと感じてます。

しかしながら、継がせる側の、あれも伝えたい、これも伝えたいという思い、願い。それが何が正しいか、どんな方法でやるのか、明確な答えはわかりませんが、膝と膝を向き合わせ、話し合うことが大切なのでしょう。

ただ私が考える後継者として大切な軸は、「誰よりも組織を好きになり、職員のことを想い、事業発展と職員のことを考える」ことだと思っています。考えさせられる時間でした。

そして改めて、自身が経験していないことや未来のこと、現実には存在しないことを、頭の中で思い描く力が大切だと感じた次第です。

色々と考えさせられ、学びの深い訪問でした。
ではまた✋

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