技能実習「廃止」のニュースを感じて思うこと
みなさん、おはようございます!
エデュケアの山村です☺
昨日新事業のオープンに伴い、4つの拠点を回りました。順調そうで本当に良かったです。まずは4月を乗り切り、良い意味で落ち着いた運営が今後できたらと思います。
今回特に昨日は、社会福祉法人の方で就労支援事業で車椅子でも就労ができるように、ということで地元の宇都宮大学とある機械を開発してます。
それがこの写真ですが、素晴らしいものを作ってくださってます。
さて昨日の日経新聞にてこのようなニュースがありました。
新制度についても、特定技能制度の延長線上であると感じますが、これはよいことだと感じます。
一方、人手不足の分野で外国人を労働者として正面から受け入れる「特定技能制度」には組み入れず、特定技能にキャリアアップするための「人材育成」制度と位置づけるそうですが、改めて介護福祉業界で考えてみると以下の内容が見直されるのではないかと感じます。
・キャリアパス、人事評価制度(複線型の運用)
・給与制度、処遇改善加算の見直し
・役割基準、昇進昇格の明確化
・組織化、ダイバシティ教育
などを新制度に備えて、動かれることも想定されます。
これは業界にとっても、追い風だと思います。不適切な送り出し機関や管理団体は日本には多くあります。私たちも一つ運営していますが、やはり寄り添う頻度などはこの外国人支援ではとても重要です。
また前提で話しますが、勘違いしてはいけないことだと思いますが、介護福祉業界においても、外国人スタッフを雇用するのは、まさに人件費削減ではなく、人手不足を補うためにわらをもすがる思いで雇用しているのが実情です。
正直技能実習制度での入国などは、現地での研修費や入国後の研修費、宿泊施設の準備を考えると日本人の雇用よりもコストがかかります。
ですが、課題解決のために、すでにEPAや海外技能研修制度などが実施されてきているわけですが、各国の文化的事情による送り出し機関に関する問題や日本側の各施設の受入能力の向上が図られないことからの問題など、さまざまな理由から辞退者や途中での離脱が増加してきます。
そして言い方に語弊があるかもしれませんが、私個人として不適切な送り出し機関や管理団体を排除するにはこの上記の方法しかないと思っていましたし、きちんと制度化することで日本にも安心してくれる可能性は十分期待できます。
もともと私たちも以下の内容でこの特定技能制度、登録支援機関を立ち上げました。
日本へ行って働くという高い志をもった人。
海外から人を呼び、組織文化を向上させ地域貢献したいという法人。
その両者を永続的にマッチングさせたい。
それが私たちの想いです。なぜなら、そのことが組織の安定、経営の安定による持続可能な法人へとつながり、両国の発展に寄与すると考えるからです。
運営を始めてみてわかることですが、異文化の出会いというのは、良いことばかりではありません。多くの摩擦を生みます。その解決には、対日本人とは異なるエネルギーを必要とします。
前者の問題解決として、我々の直轄の会社及び日本語学校を現地に設置し、密に連携し募集から日本での生活までの一貫した支援プログラムを開発してきました。
また、後者については、受け入れ後の離脱を防止するために、日本側の施設にたいしてその組織風土にプラスアルファとなる支援を行えるよう、経験値を高め、プログラムの開発をしてまいりました。
異文化との出会いは、上手に丁寧に運営されれば必ず組織文化の向上に寄与します。”FG”は、このニュースをお聞きし、そして皆さんの組織文化向上のためのパートナーとしてご選択いただければ幸いです。
ちなみに私たちが運営している特定技能制度の採用支援サイトはコチラ↓
では、今週も頑張ってまいりましょう!
また✋