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追悼 エディ・ヴァン・ヘイレン
ブライアン・ジョーンズとジミ・ヘンドリックスと、ジャニス・ジョプリンとカート・コバーンは27歳で死んだ。
ボン・スコットは33歳、フィル・リノットは36歳、マイケル・ハッチェンスは37歳、ジョンは40歳でジョージは58歳だった。
フレディは45歳、ジョー・ストラマーは50歳、ゲイリー・ムーアは58歳でこの世を去った。
スターリング・モリソンは53歳で逝き、デヴィッド・ボウイは69歳まで、ルー・リードは71歳まで生きた。
エディは65歳で逝ったのだそうだ。
ヴァン・ヘイレンが特別に好きだったわけじゃない。
この世を去ったたくさんのミュージシャンに、エディの名前が加わっただけのことだ。
でも1984年を10代の終わり、20代の初めで迎えた人にとっては、エディのギターの音は特別なものになってしまっている。
好む好まざるに関わらず。
"JUMP"のイントロが響くだけで、エディのギターの音を聴くだけで、40年前の時代の雰囲気が勝手に蘇る。
時代と結びついて、分かち難くなっている。
PVに映るニカッと笑う顔は、ポップな80年代にふさわしいものだった。
そうか、エディが死んだのか。
遠くなるのは昭和だけじゃないんだな。
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