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ライター日記/8月26日〜9月1日
8月26日:
引き続き原稿の監修とデザインが出たPDFのチェック。終わる前の諸々調整。その後、継続作業を頑張る。ゴールまではまだ遠い。毎週月曜の楽しみといえば北村早樹子ちゃんの日記。
ブックレビュー、喫茶店探訪記、本人の音楽活動を交えながら、その心情の独白具合が興味深い。本人のSNSなどからどうぞ。
8月27日:
雑誌媒体から、インタビュー候補を挙げてほしいというのでニ、三希望出し。夕方からは定例の打ち合わせ。来年くらいまでの作業を確認する。一応、納得いく形になったかな?
打ち合わせ後、頼まれていたライブプロモ用の原稿を1本。
現在と過去の接続を意識した内容に。
夜は引き続きレギュラー作業。
夜中は寝る前に新譜レビュー用の音源を視聴。とっても気持ちが良い。
8月28日:
お昼の相談事を仲介して、コツコツレギュラー作業。
夜からはルミネでマユリカ×滝音による夢夢夢らいぶ(ゲスト:ザ・パンチ)。いつものメンバーにМちゃんも加えて。Mちゃんはオアシスの再結成を見に行きたいそうだ。日本では新国立の噂があるけど、音響的に大丈夫なのかなー。
夢夢夢ライブは配信なし、そして構成作家の趣味でBGMにこだわっているのだが、今回のOPはトクマルシューゴの新譜から。途中のコンビ紹介ビジュアルもフランツ・フェルディナンドのジャケットをオマージュしていて、絶対に同世代だと思わせる選曲センス(笑)。
この日はanan発売日。オリジナル長編『きみの色』の監督を務める山田尚子さんのインタビューを担当。モノクロながら撮り下ろし写真も含めて3ページ。けっこう読み応えもあると思います。『きみの色』は個人的な琴線を揺さぶる設定、舞台、内容、音楽になっていて、この機会に話が聞けたのは嬉しかったですね~。監督にも伝えましたが、世界一穏やかな『トレインスポッティング』です。
8月29日:
台風の迷子っぷりがすごい。大体、日本列島に上陸すると偏西風にのってスピーディーに駆け抜けていくのに、今回は偏西風弱く、さらに太平洋に張り出している高気圧も強強と。31日にオザケン@武道館、1日にあら恋@フィーバー、なんなら3日に井上尚弥の世界戦もあるというのに(今回はライブビューイング観戦予定)。
編集的な立ち回りの仕事では、どんどん原稿が届く。このスピードでこのクオリティ、さすがすぎる。
8月30日:
週末のコツコツロングスパン仕事。合間にちょっとした企画出しなど。よく考えたら最近は打ち合わせは多いもののインタビュー仕事がわりと空いている。先日行った取材のギャランティの提示がとある出版社からくる。規定よりも多くしてくれるそうでありがたい。何本かWEBの企画も動きそう。夕方、先にネットで予約した小沢健二のグッズを引き取りに武道館へ。開場時間に行ったけれどももうすでに列になるほどの人数。熱気ある現場、そして台風の影響で湿気もすごい。夜はレギュラー仕事の執筆。半分まで終える。
8月31日:
よく寝た。妻が休日出勤から早めに帰ってきたので、お昼ご飯。家の裏にイタリアンが二軒並んでいて(間に一軒挟む)、どちらもランチが充実している。先日のSONICMANIA前に訪ねたところではなく、奥にあるもう一店舗の方へ。オススメなのは、どちらもセットについてくるサラダがボリューミーで美味しいこと。これだけでも店によっちゃ1000円近くなるんじゃないの?と思わせる。今日はそんなサラダとメインにモッツァレラとトマトソースのパスタ、付け合せにフォカッチャ、そして食後のドリンクを。合わせて1,200円。
少しレギュラー仕事を進めて、いざ日本武道館へ。小沢健二の名作『LIFE』再現ライブ。『LIFE』発売は30年前、1994年。私まだ12歳なのでその良さはあんまり分かっていなかった。とはいえ、テレビで音楽番組を大量に見ていた時期なので、小沢健二の歌は自然と耳に入っていたわけで。
武道館の席は2Fの最後列近くと、決して良いポジションではなかったが、今回は八角形、三段重ねのセンターステージという特殊な形になっており、最上段のステージに小沢健二が、二段目三段目に演奏者がいるというスタイル。2Fだとステージ全体を見渡すことができたのは良かったかな。さすがに音響は弱かったけど。
ライブ自体は、前半に「強い気持ち・強い愛」や「流動体」「フクロウ~」などの『LIFE』外の楽曲を立て続けに披露。料理とレシピについて歌った新曲もあり。渋谷毅や岩見継吾(元ミドリ!)演奏による『球体~』コーナーもあり、スチャダラパーも早々に登場して『サマージャム95』まで披露。「流動体」や「彗星」の高音域はやっぱり厳しそう。でも本人のスタイルやファッションはさすがだし、ギタリストとしてのソロもかっこいい。そして「天使たちのシーン」は訥々と良い曲で沁みる。
後半は『LIFE』をエンディング曲から逆順で演奏。再始動後のライブでは、過去曲の英詞を極力日本語に置き換えていたが、この日は完全再現ということでオリジナルの歌詞に。オザケンの歌唱も『LIFE』のあの頃の発声をかなり意識したものに。そりゃ王子様ってことよ。服部隆之指揮のストリングスの贅沢さ、スカパラホーンズやパーカッション、中村キタローによるベースの安定感、ヒックスヴィル面子の安心感。すべてが集約されていて満足度は非常に高かった。最後は「愛し愛されて生きるのさ」で日常へ。
武道館を出て外で待っていたらあやちょと遭遇。ほっかむりスタイル。その後、お世話になっている先輩(『LIFE SHOW』を当時から履修済み)と神保町で飲んで解散。
良い気分だったけど、ライブはじまる直前にスマホのディスプレイに異常が見られ、緑の縦線が入る。調べたらこの機種にはよくある劣化らしい。まだ1年半なんだけどなー。
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9月1日:
『ぷあん』でカオソイを食べて大満足。夕方からは新代田Feverであらかじめ決められた恋人たちへ企画『残像の夜に』Vol.6。CARTHIEFSCHOOL、downtという若手とのスリーマン。会場では山下監督にも会う。
変拍子とハードコアの緊迫感が混ざりあったCARTHIEFSCHOOLの佇まいは、PANIC SMILEやネハンベース、54-71などを想起させる。スリーピースで、そのアンサンブルに異様なほどのこだわりを見せるdowntは、アメフトみたいなエモ~ポストロックと情緒の組み合わせがフレッシュ。ここは令和以前のO-nestかと思わせる雰囲気。
ラストのあら恋は、フジロックで盛り上がった構成をベースに、最近発売された名盤『曽我部恵一×あらかじめ決められた恋人たちへ』からの楽曲も交えたセット。アンコールでは「ラセン」。照明の使い方はさすが。
今週は金沢でもライブとのこと。11月にも2本(それぞれ対バンはsiraphとKIMONOS!)決まっているし、良いペース。何なら新曲も配信されている(なんとボーカルはマキさん!)。
そして11月7日、CreAtoで開催のsiraphとの対バン、紹介文を書きました。タイトルも決めたりしています。
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