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◯◯の一生を管理・運用・可視化することで付加価値を見出していく企業が増えていくだろうという話

トヨタが車を売らなくなる日、という、インパクトのあるタイトルがつけられたこの記事。

ついにトヨタが、クルマの商流を根本的に変える大仕事に着手する。新車から中古車、そして廃棄されるまでの“クルマの一生”をメーカーが管理する資産運用体制が、今後トヨタを筆頭に本格化しそうだ。

この記事にあるような、○○の一生(製造業であればプロダクトの一生、つまり、プロダクトライフサイクル)を管理・運用・可視化することで付加価値を見出していく企業は、今後増えていくと考える。

付加価値とは、例えば、プロダクトライフサイクルを例にすると、
製品が市場に出てから廃棄されるまで、すべての製品が管理・運用・可視化できるようになることで、その製品が今どこにあるのか、どういう状況に置かれているのか(故障が発生しそうなのか、部品の交換が必要なのかなど)をリアルタイムで把握することができ、配送業者や、サプライヤー、エンドユーザーなど、プロダクトライフサイクルに関わる全ての人たちに対して、適切なタイミングで、適切な支援/アプローチが行えるようになることを指している。

こういった取り組みは、流行のデジタルトランスフォーメーションの中でよく聞く話であり、進みは遅いものの、取り組む企業が増えていることは確かである。


このDXの流れの中で、どうやって付加価値を見出していくのか、今こそ企業が本領発揮する時ではないだろうか。