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視点を変える、外在化する。

よく、「考えないでやろう。」と言われる。何をするのにもまず考えてしまうからだ。それも、ネガティブな方向に。

例えば、授業の予習をする時。「この問題難しそうだな、なんでこんなに長い文章なんだろう。これで解けなかったら先生に怒られるな。明日が憂鬱だ、どうしてもっと早く予習に取り掛からなかったんだろう(深夜1時)、自分って本当に要領悪い……」と自己嫌悪。

つっこみどころは色々ある。

「この問題難しそう」→解いてみたら意外にできるかもしれない。

「長い文章」→細分化すれば大丈夫。

「先生に怒られる」→疑問点を先生に質問すれば良い。

「もっと早く取り掛かっておけば……」→そもそもスケジュール管理、課題把握が上手にできていない。

「要領が悪い」→今に始まったことではないし、改善できる。

後から冷静に考えてみればネガティブな思考もこうして分解できる。という風に気が付いたのはごく最近のことである。考えないことは性格上難しいと分かったので考え方を変えてみた。だが、この分析が後になってからでは遅い場合もある。(私はおそらく数えきれないほど損をしてきたのであろう。)そこで、最近進化した私はこれを取り出すのである。

「なんでもノート」(「はじめまして」で少し紹介したもの)

感じたことを全て書き留めておく、簡単に言えば雑記帳である。なんの線もない無地のノートなので何も気にせず自由に書ける。私はなんとなく左と右を頭の中で分けて、左側に改善点、反省を書き、右側に嬉しかったこと、これからやりたいことを書く。それから右側にその日頭の中を流れていた曲、覚えた難しい漢字なども書いている。あとから見返すとなかなか面白い。

迷った時、困った時こそ、このノートの出番である。思考を整理するのにはアナログが良い。(携帯のアプリのカレンダーもメモも使っているが、手を動かして自由に紙に書く大切さもある。)よく分からないもやもやも言語化、外在化(心理学用語)することによって次に何をするべきかが見えてくる。ぜひお試しあれ。

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