【詩】致死量
偽善的に繰り返される愛撫が私を蝕む
毒を舐めるようにあなたの口を塞ぐ
私たちの視線は常に屈折している
求めるほどに侵食されていく
ひとりで平気だったはずなのに
もう孤独に戻る覚悟なんてない
壊れかけた夜を繰り返し
快感はすでに致死量を超えてしまった
カウントダウンに似た秒針の音
脳が逝くまでふたりで延命しよう
偽善的に繰り返される愛撫が私を蝕む
毒を舐めるようにあなたの口を塞ぐ
私たちの視線は常に屈折している
求めるほどに侵食されていく
ひとりで平気だったはずなのに
もう孤独に戻る覚悟なんてない
壊れかけた夜を繰り返し
快感はすでに致死量を超えてしまった
カウントダウンに似た秒針の音
脳が逝くまでふたりで延命しよう