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いつおかマガジン 第2回 「いつでもおかえり」を使ってみた

『いつおかマガジン』をご覧いただきありがとうございます。

今回は「いつでもおかえり」の広報担当であるささきちがセルフケアコミュニティアプリ「いつでもおかえり」を使ってみた感想をお伝えいたします。

## 書いた人:ささきち

2022年5月より株式会社祭にジョインしたシングルマザー。離婚を機に自身の生き方について見つめ直し、マイペースに生きるを楽しむ30代後半。

## 「いつでもおかえり」をインストールした経緯

株式会社祭にジョインする前から「いつでもおかえり」は友人を通して存在を知っていて、「いつおかは優しいSNSらしい」ということはなんとなく把握していました。とはいえ、ダウンロードまではしていませんでした。

いろいろあって祭にジョインすることになり、「広報担当としてまずはマニュアルを更新してほしい」という業務をもらって初めて「あ、これは自分が使ってみないと何も語れないな」と慌ててダウンロードしました(笑)


## 会話が少ないSNS

「いつおか」をインストールして最初に設定画面が出てきますが、かわいらしくてゆるい雰囲気の女の子が出てきて、色合いもあいまって全体的に丸みのある雰囲気のあるアプリだなと感じました。

設定が終わっていくつか部屋を見て回ってみたのですが、「圧倒的に会話が少ない」という印象を持ちました。Twitterを使っていると語気が強めのやり取りを目にしてしまって疲弊することがあるのですが、そのような会話は「いつおか」では見られません。「いつおか」には「言いっぱなし・聞きっぱなし」の文化があるので、書き込んだ側は過度な反応を求めませんし、読んでいる方も「うんうん、そうなのかあ」と見守って、そのままを承認する空気があるからでしょう。

欲をいってしまうと、他のユーザーさんとちょっとは絡んでみたいな...!という気持ちもありますが、安心してどんな気持ちも吐露することができる場というのが「いつおか」の大きな価値だと思いますので、もう少し様子見していくことにします(笑)

## 部屋を作ってみた

一通り眺めてみたところで、さっそく「イライラ・モヤモヤを出す部屋」という自分の部屋を作ってみました。これはオープンな部屋なのでどなたが入ってきてもOKなのですが、主に自分が負の感情を持った時に使うことを想定しています。

「いつおか」ならではの設定として、リアクションの程度を選べる「スタンス」というものがあるのですが、「スタンス」を「大変だったこと、つらかったことを吐き出し、ただ静かに見守られたり、リアクションしてほしい」という「よしよし」に設定しました。

Twitterなどリアルな友人が読めてしまうところでは、「つらい気持ちを吐き出したい」と本音を書いてしまうと気を使ってくれる反応があったりしますが、「心配してくれるのは嬉しいんだけれど、そういう反応を求めているわけじゃないんだよなぁ」ということもしばしばあります。それで周りに過剰に心配されたくないという気持ちになることもあります。

でも、「いつおか」では先程も書いた通り、「言いっぱなし・聞きっぱなし」の文化があるから、「これはこれ、それはそれ」で流れていくので、この部屋では思いっきり私の本音を書けています。そうなると、やっぱり安易に他のユーザーさんと絡まない方がいいのかなと思いました。

ただ、「スタンス」に応じて反応を変えればいいので、それをちゃんと理解して使うことで他のユーザーとの交流でも摩擦をへらすことができるかもしれません。そう考えると、「スタンス」設定はよくできているシステムなので、有効に使っていきたいですね。

## 色んなスタンプで気持ちを伝えられるところがいい

SNSでは、特にTwitterだと誰かの投稿内容に対して寄り添ったリアクションをしたいけど、言葉を送るのが最適ではないと思うことがよくありますが、「いつおか」には「よしよし」とか「おつかれ」、「褒め散らかしたい」「いいぞいいぞ」といったスタンプがあるので、このジレンマを解決してくれました。ひとつの投稿に対して複数付けられるところも好きですね。ついスタンプを贈りたくなります。

また、ユーザーさんの「こんなスタンプがあったらいいな」に対して運営側のレスポンスも早くて、新しいスタンプも日々増えています。それに、スタンプに攻撃的なものがないのもいいところです。

面白い!と思うことに対して笑うスタンプがないところに物足りなさを感じているのですが、「笑う」というスタンプでも相手やシチュエーションなどによって受けとめ方が全然違ってくるので、文字のみのやり取りの中で安心安全を確保するためにはそのようなスタンプはないほうが適しているのかなと思っています。

## まずは気軽に始めてみるといいかも

人が感じることはその人にとっては全部「真実」だから、周りからの評価を気にして「こんなことを思う自分ってダメだな」と思う必要は本当はないんじゃないかと私は考えています。とはいっても、その「真実」を気軽に口に出せる場はリアルでもネット上でもほとんどないのではないでしょうか。

人には話しづらい悩みや苦しみがある人も全くない人もいますが、日々思い浮かぶことを胸のうちに溜め込まずに外に出すことは、安定した気分で生活するためにとても大切なことです。「いつおか」なら楽しくそのお手伝いができるのではないかと、実際に使ってみて感じました。

「いつおか」はこれからもそばにいて欲しいアプリだと思いますので、そんなふうに思っていただける方が一人でも増えたくれたら嬉しいですね。




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