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適度に頑張ってもいいらしい


頑張るという言葉をみなさんはどのように捉えていますか?

私はこれまで、「頑張る!」「頑張らなきゃ!」という状況になると無理をしてしまい、自滅するまで自分を追い込んできていました。

ふと、自分の周りを見てみると、周りの人々は適度に頑張っているようで、自滅までは追い込んでいないことに気づきました。

周りの人に「頑張りすぎないで!」「適度にね!」と言われても、頭では「あ!やりすぎちゃったんだ!」と思っても、「適度」がわからないので、どこまでしたら良いのかもわからない。

私はこの適度に頑張るの加減の強弱スイッチが壊れていて、常にMAXまでツマミを回していたのかもしれない。そして、ブレーキもどこかにおいてきたのかもしれない。

そして、周りに対しては自滅するまで頑張れよ〜!なんて思わないのに、なぜか、自分に対しては、そこまで追い込んでしまう。これは、不健康だなと思い、自分を問いただしてみました。


自分の辞書の頑張るという言葉の意味

そもそも、「頑張らなきゃ」という精神状態の中に自分がいるときは、「頑張りたい」という上昇思考ではなく、「頑張らなくてはならない」という脅迫的な考えになっていた状態がありました。また、自分の中では頑張ることは辛いことや耐えることと思っていたので、楽しみながら、前に進む感情よりも、逆風に立ち向かいながら踏ん張って前に進む状況のことを指していました。

このように、頑張ることは「辛いことであり、耐えること」だったため、適度に頑張っている状況に対して、「今自分って頑張れてるの?頑張れてなくない?」という不安に駆られていたと分かりました。なぜなら辛くないからです。

なので、「頑張っている」と自分で納得するまで、持っていくには、自分を辛く、無理して、しんどい状況まで持っていってたんですね。そして、初めて、「あ!頑張れている」と自分にようやく丸を出していたんですね。

そして、自分の感情には丸を出したけど、気づいた時には自分の心の健康や体力、周りの環境などはひどい状況になっていることが多かったです。

自分が耐えうるぎりぎりの状態まで持っていかないとOKを出せないでいたり、結局耐えられなくて、バーンアウトしていたのかなと思います。

辞書的な頑張るということ

ひとまず、「頑張る」って何?と思い辞書で調べてみることにしました。

困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して—・る」
自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「—・って自説を譲らない」

出典:デジタル大辞泉(小学館)


また、よく頑張っている状態は自分が努力している状態も起きるので、「努力」もあわせて調べました。

ある目的のために力を尽くして励むこと。「—が実る」「たゆまず—する」「—家」


出典:デジタル大辞泉(小学館)


「我慢してやり抜く」「力を尽くして励む」

ここらへんの意味が度を越して解釈していましたね。たとえば、「我慢して耐えて、やり続ける」「力がなくなるまで励み続ける」こんな感じに解釈していたということです。

それでも不安になった時は確認したらいい

何か自分がやりたいこと、成し遂げたいこと、挑戦したいことに励むことは素晴らしいことであるはずです。

だからこそ、これからは、逆境ではなく、自分の気持ちをポンと押してくれる追い風のある環境に身を置いてみてもいいし、適度に楽しんで自分が取り組んでいる時にも頑張っていると丸を出してみてもいい。そういう環境や状況においてみて、丸を出す練習していけたらいい。

「あれ?私って頑張れているの?」そう不安に思う時は少なくとも頑張っていると丸を一度出すこと。「大丈夫、大丈夫。やってるじゃん♪」って自分に一度丸を出してから、「そっかそっか。じゃあ私は次のステップはどうしたいんだっけ?」と冷静に考えることができれば、いいのではないかなと思いました。

さいごに

確かに、逆境に立ち向かうことはこれからもあるかもしれない。その時は、今までの考え方を適度に活かしたらいい。適度に頑張ってもよいということが前よりも分かれば、昔の自分を無くさなくても良い。今までのその考え方の自分がいるからこそ乗り換えられたこともあるのだから。そんな、二つの側面のある自分と手を繋いでいったらいいんです。大丈夫です。

自分のペースでのらりくらり。
では、また。



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