私がお金と仲良くなった秘訣①考え方編
私は、お金との付き合い方が下手でした。
具体的には
自分がお金を使うのには甘いのに、
夫が使うのは小姑のように気になったり
予想外の出費が出てしまうとイライラしたり。
旅行は好きなのだけれど、お金がでていく事とか
こんな贅沢をしていいのだろうか、ととにかくもったいなさを感じ、
そしてそのことに罪悪感を感じる、そんな日々でした。
特に第一子の育休中は、働いていない事もあり
もったいないお化けが発動しまくりでした。
幼少~青年期の家庭状況に起因している事は分かっていましたが
だからこそ、なかなか乗り越えられないハードルでした。
しかし、ここ一、二年で、お金と仲良くなれていて、
今日はそのいくつかの理由や秘訣を記録したいと思います。
今日は捉え方について。
1. お金を払って得ている価値はなんだろう?
私にとって、今までお金は「使うとなくなってしまうもの」で
その欠乏感が怖くてたまりませんでした。
しかし、なくなってしまう事ばかりに着目していて
その代わりに得られている価値を感じてあげられなかったんですよね。
当たり前だけど、お金を払うとその代わりに物やサービスを得ているわけです。
例えばランチとかも、「家で食べたら節約になるのにな~」と思う事も
外食することで、家事からの解放感や新しい味との出会いを得ているわけです。
ただ出ていく金額に気を取られるのではなく、
自分がどんな価値を得ているか、具体的に言語化し、認識する。
そうすることで、出ていくお金より得ている価値に意識をフォーカスできるようになりました。
2. あなたは10万円を今を楽しむ経験に使う?
それとも貯金して20年後に受け取る?
1年程前に取り沙汰された老後2000万円問題。
少しでも節約して、なるべく老後に備えて貯金しないと!と思った人もいるのではないでしょうか。
実際私も、
「私たち、こんな贅沢しちゃだめ、少しでもお金貯めなきゃ!」と
と夫に対し節約モードを迫ってました。
しかし、「DIE WITH ZERO」を読んで考え方がシフトしました。
人生で一番大切なのは思い出をつくること
いつまでもこども用プールで遊べると思うな
この本で書かれていることは、
人生の最後に残るのはお金でなく思い出。
だからこそ人生で一番大切なことは思い出づくりであり、
やりたい事には賞味期限があるから、
やりたいと思ったら体力と気力のある早い段階で経験すべきだ。
ということです。
大学生の頃、アルバイトして10万円を貯めました。
当時、やりたいことがあるにも関わらず
将来を憂い、心配し、貯金していたとしましょう。
そして「将来」のタイミングともいえる、当時から20年弱たつ今
目の前に10万が渡された私はどう思うでしょうか?
あのとき、やりたいことやっとけばよかった~
確実にこう言うと思います(笑)
実際、私はアルバイトで貯めた10万円を使って
フィリピンに旅行、というかボランティアツアーに参加しました。
首都からバスで8時間走った田舎町までいき、そこにある小さな集会所の建物を修復する、というようなツアーでした。
寝泊りもとある村民の家で、井戸の水で体を洗い、
朝はニワトリの鳴き声で起きる。
新宿で大学生活を過ごしていた私にとっては、強烈な体験となりました。
しかしながら、そこからフィリピンにはまり、留学までしました。
だけどこの強烈な体験、
アラフォーになった今はもうやりたいと思わないし、
仮にお金をだしてあげると言われても、
気力も体力もないので断るでしょう(笑)
やりたいことには賞味期限がある
冒頭で、旅行にいくことに後ろめたさを感じていた私ですが
小さな子供たちが、初めての景色を見て、体験をして
目を輝かせる瞬間に立ち会えるのは今しかないんだと思うと
もったいないとかいってる場合じゃないな!と最近では思います。
3. 結局、お金は循環している
あと、私は予期せぬ出費等で自分が損する事に非常に敏感でした。
例えば、ちょっとケーブルを引っ張りすぎてHDを落として故障させたり。
(ま、自分が悪いんですが)
しかし、最近気づいたんですけど
実は、同じくらいお金もはいってくるんですよね。
直近でいうと、咳症状だけのコロナで思わず保険がおりたとか(笑)
陰陽五行の考え方のように、結局プラスマイナスになるようにできてるんじゃないかと最近思います。
次回はテクニカル編!
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