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普通・当たり前と私


こんばんは、YOo!です。
今日は僕の普通についての執拗な憧れについてしたためたいと思います。

よくみんな「普通って何?」「みんな違ってみんないい」「普通なんてないよ」
って言いますよね。
でも僕は、個人的に「普通」って、絶対あると思っていて。

なんというか、社会人偏差値みたいなものがあって、50を下回ったら普通じゃない、みたいな価値観。
仕事の10分前には職場についているのが当たり前、とか
これくらいの年齢だとこれくらいのことはできて当然、とか
挨拶大事!明るく元気にコミュ障NG、ぼっちダメ
社会人(〇学生)たるものこうあるべき、とか…etc

そんな普通になりたくてなりたくて
なれなくてなれなくて。
人生詰んだな…と思ってる人、すごいいっぱいいる気がする。

僕自身は、「普通になれなければ死ぬしかない」くらいまで思い詰めていました。

僕の思う普通とは…

「正社員で毎日月曜日から金曜日まで9時から18時まで働いて、毎日1~3時間残業して、
毎月25日に給料が口座に振り込まれて、給料日後の金曜日には同僚と飲みに行って「マジあの上司クソだな」と言い合い、休みの日にはベランダに洗濯物干したりする」

人のことを指していました。
めっちゃ具体的。いわゆる典型的なサラリーマンになりたかったのでしょう。
そんな型にハマりたい価値観を持つ、型にハマれない気質な僕。

思えば子供の頃から「変わってるね」と言われまくりました。
そしてそれがとても嫌でした。
ニンゲン様の世界に、謎の珍獣も何とかして入れてもらってる感。


いまとなっちゃーもう、何ひとつとして普通じゃないな俺!と思いながら
それでもなんとなく社会の中で生かさせてもらっています。

そもそも性別がもはや男女どちらでもないし
定型発達でもないし、常に何か探し物をしているし、普通の人ではありえないハプニングとか起こるし(生きづら村内放送参照)
職場の会議とかで意見言うとみんなと着眼点違うし(それが評価されることもけっこうあるけれど)

僕は人より言語性が高く、そのおかげで今の職場で何とかやれている感があるのですが
仮に何か特別なスキルの偏差値が68とかあっても、社会人基礎偏差値みたいなものが38だったら
総合偏差値では48ギリギリ50届かない、みたいな感覚が常にあって
そもそも仮に総合偏差値50届いても、社会人基礎偏差値が低かったら社会人としてアウトだろ。

特別なんていらないからパンピーになりたい!
普通のことが普通にできる人になりたい!

とかの価値観にがんじがらめになって、もうとにかく、普通になりたくて仕方なかったです。

オンナノコとして普通になれないなら性別を変えたら普通になれるんじゃね?
とかも、実は性別適合の理由の一つだったかと思われます。
普通になりたすぎてありとあらゆることに挑戦し、どんどん目指す「普通」から遠のいていく…


でも、自分の人生、自分が主人公なんですよね。
自分一人生きていけるスペースを確保できていれば、あとは何でもいいんじゃないかと、最近ようやく思えるようになりました。

非正規雇用だっていいし、もっと言えば労働収入じゃなくったっていい。
屋根があって、毎日暖かいところで眠れて、
時々人に迷惑かけたり、助けてもらったり、
その恩を忘れず時々何かの形でだれかに還元出来たり、
不調が続きすぎて人生冬眠モードに入ったり。

欲を言えば、好き、とか、楽しい、とか思えることを持っていれば、なお素晴らしい。

そもそも、僕がイメージする普通の人、って、存在しないのではと最近思っています。
僕から見える普通の人だって、みんな何かを抱えていて
普通に生きているふりをして、なんとか偏差値50の部分だけ見せて社会に適合したふりをしてるだけで
実は家帰ったらソファーでゴロゴロしながらyoutubeみてポテチでビール飲んでるうちに深夜すぎたりとかしてそうだし

本当はみんなもっと変なはずなんだ!
みんな本当は謎の珍獣なはずなんだ!
ニンゲンという着ぐるみを着ているのは「普通」に社会に適合している人の方なんだ!

みんなニンゲンという着ぐるみを脱いで、謎の珍獣として生きればいいのに。
性別二元論とか、家族絶対神話とか、もうみんなで捨てよう!
みんなで普通じゃない自分を出しても堂々と生きていられる村に住もう!

実はit's me が「生きづらさんの村」として、「村」にこだわるのは
そんな思いが込められているのでした。

みんなでニンゲンの着ぐるみはもう脱ごう!
普通のふりなんて、やめてしまえ!

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It's me~生きづらさんの村~
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