オンラインから見えるオフライン
オンラインビジネスで感じること
ここ1〜2年、オンラインでの商談や打ち合わせなど多いと思います。また、セミナーや営業もオンラインに移行して来ていますね。
当然、早期から取り組んできている企業はノウハウの蓄積がありますので、それなりにやり方を改善しつつ、ビジネススタイルとして成り立って来ています。
また、これからオンラインに参入する企業もあれば、まさに今課題に直面し取り組んでいるって場合の会社もあるかと思います。
しかし、オンラインをやってみて「やりにくい」と感じる人と「やりやすい」と感じる人がいます。それはなぜでしょうか?
言えることは2つあります。
・今までリアル面談がメインだった場合、オンラインに慣れてない
・会社の組織構造がテレワークやオンライン向けに設計されてない
ってことが言えます。
オンラインはスタンダードになるのか?
確かに、昨年(2020年)緊急事態宣言が出てからしばらくは、不要不急の外出は避け、テレワークの推進とデジタル化が一気に進みましたが、1年経って今年(2021年)は、この流れが確立化され、スタンダードになるのかと思いきや、逆に元へ戻って行く流れが見て取れます。
この現象は一概に言えないにしろ、こんなことが言えます。
・テレワークに慣れていない
・出社しないと仕事にならない
・オンオフの切り替えが出来ない
など、やはり世の中はビジネスそのものオンラインやテレワークにまだまだ対応してないと言うことが言えるのではないでしょうか。
オンラインビジネスで大切なこと
このような社会情勢を踏まえ、今回のテーマはオンラインでの面談について、簡単なポイントをお伝えしたいと思います。
弊社でもオンラインで何度かコンサルもしてますし、セミナーも企画して回数は少ないですが開催はしています。
しかし、オンラインとオフラインではまったく感覚が違うってことは、経験した方ならよくわかると思います。
オンラインでセミナーやプレゼンを開催する場合には、大事なことが2つあります。それは、
1、スクリプトやテンプレの作成
2、改善サイクルの繰り返し
を意識するってことです。
スクリプトの作成
基本戦略の1つ目は、必ず資料を用意しておくということです。リアル(対面)だと、その場の空気で何らかのやりとりができます。
全体を盛り上げて意とする方向の雰囲気にもっていけたり、ダメなときは、ダメな感じに引っ張られずその場の空気を変えてアドリブをかますこともできます。
しかし、オンラインだと、トークスクリプトつまり、資料があるかないかで相手の反応が違って来ます。その場の雰囲気で話すと明らかに興味の有る無しが分かれてしまいます。
資料がないと雰囲気で話そうとしますが、間違いなく言葉に詰まります。また、上半身しか映らない画面越しなので、お互いに映るところだけ意識すればいいってことになります。
なおかつ、一方的に話そうとするとかなり無理があって、ちゃんと聞いていただいているのか、確認が難しいです。
しかし、伝える内容の資料があればその順に伝えればいいってことになります。なので、まずすべき作業、これが「スクリプト作り」です。
スクリプトとは、台本とか原稿って意味で、念入りに何をどの順でどう伝えるのかを考えて発表用に資料を作っておくことになります。
あるいは、スクリプトを作るためのベースとなる「文章テンプレート」をあらかじめ考えておけば、これを埋めていくと便利でかつスピーディーとも言えますね。
なんにせよ、言語情報無くして伝えたいことも伝わりませんので、スクリプトが以前に比べて重要になったということです。ましてやリアル(対面)よりは綿密な物を作っておく必要があります。
改善サイクルを意識する
2つ目は、トヨタ元会長の奥田さんが大事にしていた信条とも言えるもので、
”私は、どんな企業でも経営することができます。なぜならば、私はPDCAを廻せるからです”
という言葉です。PDCA、つまり改善ですね。改善力こそが鍵となります。これは、当たり前のように聞こえますが、実際はホントに大事な話です。
例えば、水泳の選手や、陸上の選手でも似たようなことが言えますが、1秒縮まったから「やったー!」、1秒遅いときは「気合不足だ!」って選手はいないでしょう。当然、結果を振り返って考える事は、
・なぜ良かったのか?
・なぜ失敗したのか?
・どこに原因があるのか?
・どこを直せばいいのか?
・次に活かすには?
そう考えるはずです。もし、いい記録を出そうとするなら、そこにコミットした分現状分析をして改善を繰り返して行きます。
この考え方のいいところは、悪い結果もプラスになるってことです。改善という考えがベースにあると、「ここを直せば、きっとよくなるばす」と常に前向きでいられるし、結果も自然とついてくるようになるからです。
リアル(面談)でも言えますが、とくにオンラインでセミナーやプレゼンを行う際には、改善サイクルを意識するといいです。
・毎回の振り返りレポート
・スクリプト改善のための会議
・セミナーの実施と振り返り…
という改善のサイクルを繰り返し、日々、着実に成長することができます。
発明王 のトーマス・エジソンは、
”私は失敗したのではない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。”
と、こう言いました。
普通、1万回も失敗すれば諦めるでしょう。また、いつうまく行くのかその瞬間は保証されませんよね。それでも改善を繰り返し、発明の瞬間を掴むわけですからこのPDCAサイクルは間違いなく成功へと導くプロセスであると言えるでしょう。
弊社のコンサルではPDCAシートというものが存在します。これはオリジナルで考えたものですが、これをクライアントさんに渡して課題解決をしてもらいます。
各課題について、何に対してどう取り組んだのかを詳細に書き出してもらってからこれをもとにクルクル回すわけですよ。
言ってみればキリがないですが、真面目に取り組めば業績は上がります。が、課題に対して真剣に取り組まないと改善はされません。ま、当然といえば当然ですが、これは、どこまで自分と向き合えるかが大事なこととなって来ます。
オンラインビジネスの心得(まとめ)
はい。ここまでまとめて見ますと、
オンラインをやってみて「やりにくい」と感じる人と「やりやすい」と感じる人がいます。それはなぜでしょうか?
言えることは2つあって
・今までリアル面談がメインだった場合、オンラインに慣れてない
・会社の組織構造がテレワークやオンライン向けに設計されてない
ってことが言えましたね。
で、オンラインでセミナーやプレゼンを開催する場合には、大事なことが2つありました。それは、
1、スクリプトやテンプレの作成
2、改善サイクルの繰り返し
を意識するってことでした。
スクリプトとPDCAっていうのはオンラインで行うセミナーやプレゼンに限った事じゃありません。
これは、ビジネスにおいて最も重要でありこれが抜けては、プレゼンもオファーもクロージングもできないってことです。
ビジネスにはシナリオがあってこそ、全体像が見えるって事なんです。コロナ禍、オンラインが注目され、「やりにくい」「やりやすい」と双方意見はありますが、逆にリアル(面談)の方向へ目を向けてみると、今までのやり方が改善されるきっかけになったと言えるんじゃないでしょうか。
というわけで、ぜひぜひ今後も「社長の戦略講座」、参考にしていただけると嬉しいです。
それと、最後にお知らせですが、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法は、PPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。
それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた。
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