SRS(術前々!?検査編)

SRSをしよう(お金と時間の準備が出来たから)と思ってから、クリニックを選んで術前検査まで、とんとん拍子で話が進み

いよいよ術前検査をすることになった時の話。



クリニックのホームページから、SRSのための術前検査予約をして、検査当日クリニックへ向かいます。

手術の説明書(手術の説明、術式、リスク、手術までに用意する物や、コロナのPCR検査を実施しておく、などの内容)をよく読んでから、同意書にサインをしました。

その後に院長先生から直接、手術に関する説明や問診があり、経膣エコー検査を受けました。



経膣エコー検査で、膣の狭さ、子宮卵巣の異常など問題なければ、膣式のオペが可能!ということになります。


僕も問題なく検査が終わってオペの日程が決まるんだろう、と思っていました


…が、膣が狭すぎてプローブ(探触子といって、患者の体に超音波を当てる器具↓)が入らず

画像1


院長先生に「これは難しいかも…ちょっと痛いし、血が出ると思うけど入れますね」と言われて、ブチっと言う音と共にプローブを挿入されました。

痛いのは一瞬だったけど、プローブが入り、子宮卵巣は異常なしということがわかりました。


ですが、かなり膣が狭いためダイレーションを行うのは必須で、膣が広がらないと膣式ではオペが出来ない、と言われて

「(ダイレーション?????オペできない????)」


頭の中はハテナでいっぱい、膣が痛い、膣式で出来ないとなるとまた病院選びからしないと、、、「これからどうしよう」と言う気持ちでした。



ダイレーションとは、専用器具で膣を広げる行為のことで…
簡単に言うと自分の膣に自分で棒を入れる、ということです。

院長先生に「屈辱的だし、気持ち的な問題があるから、無理にダイレーションをやってとは言いません。でも膣式でやるとなると現状では厳しい。ダイレーションで広がればオペできる可能性はあります。」

そう話を聞いて、この話は一旦考えたいので持ち帰ることにしました。

ダイレーター(ダイレーションするための道具)の購入先も一応教えていただいて帰宅しました。

ダイレーションを挑戦して膣式でやるか、病院を探し直すか、、、


せっかく良い院長先生と出会えたしオペしていただきたいと言う気持ちと、もう病院探すのヤダ!(笑)(泣)という正直な気持ちと、ダイレーションやってみてダメならそこで考えよ!と思い

ダイレーションに挑戦することにしました…!

翌日、院長先生にメールで「ダイレーションに挑戦してみます」と連絡して、早速ダイレーターを購入しました。

院長先生からは丁寧にやり方など教えて頂き、1ヶ月後に経膣エコーを再検査してオペできるか見てみましょう、ということになりました。



その日から毎日お風呂で10分間、ダイレーションを継続しました。

最初は細く短いダイレーター(人差し指サイズ)から、徐々にサイズアップしていくかたちです。

最終的にはイチモツサイズ(笑)が入ることが目標です。

今だから笑い話ですが、ダイレーションやってた日々は苦痛でした。
そもそも穴に入れるなんて怖いし痛いし血は出るし、サイズアップするときはやはり痛いし、感情無し、真顔、アダルトグッズに分類されるダイレーターでこんな苦行あるか、とめちゃくちゃにツッコミを入れながらやっていました。

奥まで入れたら10分間キープです。ひたすら長い、気持ち良いわけない、違和感、痛い、半べそ。
でもこれで少しでも膣が広がれば、オペの可能性が見えて来る、それだけ考えて次の検査まで頑張りました。



そして1ヶ月後


経膣エコー検査を実施して、無事にプローブ挿入、膣が広がってきているのでオペ可能!と言う結果になりました。

その日は経膣エコーの再検査のみで終わり、オペの日程を決めました。

オペの1ヶ月前に術前検査(採血、スパイロ、経膣エコー検査)をします。


まだ膣の狭さはあり、ダイレーションはオペまで継続してください、という指示だったので
まだまだ続けることに。。(´-`).。oO


次回の記事は正真正銘(?) 術前検査、です。


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