こんにちは、はじめまして。 1992年東京生まれ、東京育ち、生粋の関東人「いち」です。好きな食べ物は焼肉と鯖と鰤で、理不尽な事はすべて笑いに変えて生きています。 幼少期から性自認に違和感があったものの、性同一性障害と診断されたのは大学4年生になってから。 そして、中学生では難病の血管炎を発症し、今でもずっと治療継続中です。 血管炎を持ちながらGIDの治療をした、珍しい症例(笑)の治療記録が誰かの為になったら幸いです。 ちなみに、胸オペ・SRSともに国内で治療しました
時系列でスマホにメモしたのを、記事として残していきたいと思います。 今回の記事は、「オペ当日〜オペ後翌日24時まで」の内容です。 オペ当日 【6:00】起床し、シャワー。陰部は特に入念に洗うよう指示されていたので、しっかり洗う。清潔を保つ。 【6:30】前日下剤を服用したのにほとんど出なかった便がドバドバ出る。せっかくシャワー浴びたのに、、もう一度陰部だけ洗うことに…。(結局ホテル出発までに10回ほど排便したので、最後はウォシュレットで洗浄) 【7:50】ホテル出発
オペ14日前に抗凝固薬の休薬をしました。7日前からでいいのですが、オペ時の出血コントロールがうまくいかないと怖かったので期間を長めにとりました。 オペ9日前に、コロナのPCR検査をしました。東亜産業のキットを使用しました。検体は唾液で、検体回収はネットで予約ができるので便利です。検査結果が出るまで24時間はかかると記載があったので日程に余裕を持って検査しましたが、意外にも12時間程度で結果が出ました。 陰性の結果を院長先生にメールで送ります。 オペから約1週間前に陰部の剃
術前検査の日に持って行くものと、必要事項↓ ★術前検査の日までに、オペ費用の振り込みを行う 持ち物はこちら ・性同一性障害の診断書 2通 ・心電図の結果 ・胸部レントゲンの結果 僕は職場が病院なので、職員検診時に撮った心電図と胸部レントゲンの結果を提出しました。 恵比寿のクリニックでは心電図と胸部レントゲン検査は出来ないので、他院で検査する必要があります。 その場合、検診を行なっているクリニックや病院などに問い合わせましょう。 僕の病院でも検診業務がありますが、心
SRSをしよう(お金と時間の準備が出来たから)と思ってから、クリニックを選んで術前検査まで、とんとん拍子で話が進み いよいよ術前検査をすることになった時の話。 クリニックのホームページから、SRSのための術前検査予約をして、検査当日クリニックへ向かいます。 手術の説明書(手術の説明、術式、リスク、手術までに用意する物や、コロナのPCR検査を実施しておく、などの内容)をよく読んでから、同意書にサインをしました。 その後に院長先生から直接、手術に関する説明や問診があり、経
GIDの診断から9年、ホルモン治療開始から7年、胸オペから2年 ついにSRSをやる決心がつきました!(というか、お金と時間の都合がついたので笑) 僕は持病で血管炎を持っているのため、海外でのSRSは考えていませんでした。 そのため、国内でSRSを実施している病院・クリニックを片っ端から調べ、辿り着いたのが恵比寿のクリニックです。 僕が重要視してたポイントは、 1.なるべく関東圏内での病院でオペ 2.費用 3.術式が膣式または腹腔鏡手術 4.先生が信頼できるか です。
うろ覚えの記憶を掘り起こします! オペ前日、近隣ホテルに前泊しました。 オペ後はぐったりしている可能性も考えて、ホテルへ直帰できるように持ち物を揃えていくと安心だと思います。 前日にホテルに用意しておいた物はこちら↓ ・ポカリ、お茶 ・軽食(オペ後に軽く食べられるような物、サンドイッチや菓子パン、ゼリーなど) ・着替えの衣類(パンツ、前開きの服、パーカーなど) ・充電器 クリニックへ持っていったものはこちら↓ ・予約金を引いた残りのオペ費用約50万円 ・念のため保険
オペの簡単なまとめはこちら。↓ ・術式は、U字切開法 ・全身麻酔で行う ・オペの所要時間は4.5時間程 ・日帰り手術なのでホテル宿泊 ・オペ翌日朝イチでドレーン抜去 ・オペ後7-10日で抜糸 ・オペ後1ヶ月、術後の再診 オペ3ヶ月前 オペの予約を取った日から1週間以内に予約金10万円を振込まなければいけません。(オペ代約60万円から予約金10万円を引いた残金はオペ当日に支払います) 入金確認が取れた後、クリニックから連絡が来ます。 オペ1週間前 持病で服薬している抗凝固
ホルモン治療を開始してから約3年後、胸オペ(乳腺摘出手術)を行いました。 都内の病院を検討していましたが、色々な病院を比較した結果、神奈川にある形成外科クリニックでの手術を決めました。 オペの日程は数ヶ月先まで埋まっていたので、職場の休暇など前もって考えておかないと希望通りの日程は難しいです。。 僕も結局、オペをしようと決めてからオペ日確定まで1年かかりました。 必要な術前検査や、書類↓ ◆術前検査 ・乳腺エコー ・採血(血算、生化、感染症、凝固) ・心臓超音波(※僕
社会人になって、就職してから1年後、名前の変更をしました。 名前を変更するためには、家庭裁判所に申し立てなければいけません。 詳しくはこちら↓ https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_20/index.html ◆名前の変更に必要なもの ・申立書 ・申立て人の戸籍謄本 ・収入印紙 ・郵便切手 ・性同一性障害の診断書 ・通称名を使用した書類 申立書 裁判所のホームページから申立書を印刷して記載
僕は23歳の時にホルモン治療を開始しました。 欲を言えば学生の間に、ホルモン治療と胸オペが終わってたら良かったな、という気持ちでしたが笑 治療費は全部自分のお金で出したかったので、社会人になってから治療開始です。 勤務地から通いやすく、GIDのホルモン治療が可能なクリニックを見つけるのに一苦労しました。今はネット検索すれば、ホルモン治療を行なっているクリニックの一覧などまとめてくださっている方がいるので、そちらを参考にしてもいいかもしれません。いずれ僕も調べてまとめたい
早稲田のクリニックで診断書を取得する前に、準備しなければならないものが自分史でした。 今まで自分の人生を振り返ったことが無かったので、ある意味良い機会というか、思い返すと「こんな場面でも違和感感じてたな」「客観的にみたら絶対これしんどかったね」なんて思いながら書きました。 自分史の書き方に型はありません。幼少期から現在まで時系列で書いていきましょう。 僕はこんな風に書きました。カッコ内はあくまでも例文で、僕の事実とは異なりますが参考程度に読んでください。 1.家族構成
僕が最初に自分の性別に違和感を持ったのは幼稚園の時。確信に変わったのは小学生の頃、金八先生を観てからです。「(絶対この人と同じだ〜)」と感じたものの、当時は情報が少ない・治療法がわからない・治療を始めるにはまず何からどう始めたらいいかわからない、の[全部分からない!]という気持ちで行動出来なかったのを覚えています。 成人してから治療を始めていきたいと思った(治療費は両親に出させたくなかった、自分の稼いだお金で治療をしたい気持ちが強かった)ので、20歳になり治療するための第一