《 最強なのは、3つの武器と自然体 》
皆さん、GMしてますか。
この週末、ブログを放ったらかしていました。正直いうと、♡を押してくれた数がどれだけ増えたのかを心待ちにして、確認したくなる気持ちをグッとこらえて、我慢していました。
この感覚わかりますか。
子供の頃、朝起きるとクリスマスプレゼントが枕元に置かれてあるけれど、その包装をいち早く開封して宝物にありつきたい気持ち。だけど、開封してしまえばその期待感が終わってしまうので、子供心にそれを惜しんでなかなか開封できない気持ち!
今、ブログを見て♡の数を見て、19だったことを確認しました。
まあまあかな。
この19のうち、2つはPCとスマホによって自分が押してるので実質は17です。みんな、もっと頑張って欲しいです、そして心からありがとう。ブログの中身など関係なく、面倒でも自分の生活のなかで♡を押すことをルーティン化して、習慣づけるようにしてください。僕のブログの中身なんて同じことの繰り返しです。
今日は仕事を生み出す「種」の話しをします。
結論を先にいうと、ヒアリングに始まり、ヒアリングに終わるです。
ヒアリングという種がラポール(繋がり)になるし、相手の共感を呼び込むこととなり、そしてそれは信頼関係となって仕事へと発展します。ちなみに、ラポールのつづりは「r a p p o r t」ですが、フランス語なので最後の「t」は発音しないでください。フランス語あるあるです。
ちなみにこのフレンチルールに適応させると、「 I T 参謀 」も最後に「T」が来るので、読みは「アイ参謀」となります。「アイ・ジョージ」みたいですね。
僕ら世代の人間は、カラオケボックスに行き部屋へ案内されると、まずイエローブックのような分厚い索引本を見て、そこから自分の歌いたい曲のナンバーを探し出していました。
そうしたとき、歌手別の一番最初のページにあったのが「ア行」にある、「アイ・ジョージ」でした。カラオケボックスへ行くたびに、アイ・ジョージの名前を目にするので、いつの間にか頭に刷り込まれています。曲なんて聴いたこともないです。これは、ヒアリングせずとも好奇心を持ってもらう方法です。
つまり、ヒアリングせずとも好奇心を持ってもらう方法というのは、あまり効率的ではないということがわかります。
ヒアリングで大切なことは3つ、相手のことばを「引き出す」こと「読み取る」こと、そして「覚える」ことです。
ヒアリングでしてはいけないことも幾つかあるのですが、それを書きだすとキリがありません。先に最強のヒアリング術をお伝えすると、それは上記3点「引き出す」「読み取る」「覚える」を備えた、自然体です。
あなたの周囲にいませんか、誰かと話しているとき「おっしゃるとおりです!」、「間違いないですね!」、「それはヤバイですね!」を会話の相槌や繋ぎに使う人が。僕はこうしたヒアリングをされると、相手が真剣に自分の話しを聴いてくれてるのだとは思えません。
あー、そういう感じなんや。時間のムダやから殴ったろかな。と思えてくるのです。
これらの言葉は使い勝手が良い分、誰でも使える言葉で、誰のどのような内容の話しに対しても使える言葉なので、特別感がありません。
言葉を聞きとる力を身につけるだけで、それはとてつもない武器になります。
ヒアリングのスキルを上げる方法は、ミラーリング効果に代表されるようにいろいろとありますが、それも単体ではあまり役に立ちません。僕がオススメするのは、その人なりのヒアリングの仕方を磨くということです。つまり、自然体を手に入れるのです。
そのために必要なのは、場数です。
といっても、交流会や知り合いの知り合いが主催の変な二次会へ行きまくっても効果的ではありません。場数というのはそういう数ではないのです。
まず、気づくようにしてください、あなたの周囲にヒアリングが上手な人がいないかどうか。自分がこの人にだったら話しを聞いて欲しいと思える人です。
思い当たるなら、その人のマネをしましょう。
そういう人と話しをする場数を増やして、マネできるようにしてください。ヒアリングが上手な人との会話の内容を記憶して、テキストへ書きだすようにすれば、そのヒアリング技法を俯瞰して見ることができ、マネができます。
マネというのは、苗です。ワインと同じで、まったく一緒のブドウの苗でもフランスとチリでは土壌や風土なり、土着の個性によってできるワインの味は違ってきます。それと同じようなもので、他人のマネをすることで将来的にはごく自然に、自分の身に染みついたオリジナルなヒアリングスキルへと変わります。
「教えてください」「教えましょう」という師弟関係で教わる技術はないのが、ヒアリングです。そこにヒアリングの面白さがあります。
また、会おう。