今年を表す漢字は「好」|2024年の振り返り
今年の漢字を選ぶとしたら、私は「好」を選びたい。
好きな人との出会い。
好きなことを思い出せたこと。
好きが仕事につながっていく喜び。
2024年は私にとって、「好」きに満ちた1年でした。
新しい「居場所」の獲得
2024年、私たち家族は大きな決断をしました。マイホームの購入です。
引っ越してすぐに気づいたのは、「疲れ」が取れやすくなったこと。住んでいて居心地が良く、以前より幸せを感じる時間が増えました。夫と息子と過ごす時間に、さらに深い愛おしさを感じるようになりました。
もう一つの大きな変化は、運転免許の取得。子連れでの外出の大変さから始まった挑戦でしたが、今では運転している自分が大好きです。
行動範囲が広がり、新しい場所への冒険も楽しめるようになりました。
そして3歳になった息子には、保育園で大切な親友ができました。
親友だけでなく、いつも何人ものお友達と遊んでいて「もっとゆっくり迎えに来てよ!」と言うほど。
4月からは幼稚園に進級するので母はドキドキ。でも、きっと素敵な出会いが待っているはず。
ライターとしての1年|「好き」を形にする喜び
今年は、思いがけない形で「好き」を仕事に結びつけることができました。
舞台俳優としての経験を活かし、演劇メディアでの執筆がスタート。
さらに「平安時代の文化」をテーマにした連載は、サイト内で常に上位に入るほど読んでいただけました。
そして、新たに始まったのが「浮世絵」の連載です。
江戸時代の文化と現代の豊かさを結びつける試みは、まだ始まったばかり。でも、これまでで一番ワクワクしながら書いている気がします。
心の変化|「できない」から「やってみよう」へ
2023年の私は、常に自分を追い込んでいました。
「やりたいことたくさんあるのに全然できてない」
「みんなもっと頑張ってるのに…」
「なんで私はこんなこともできないの?」
そんな思いばかりが募っていました。
でも2024年の終盤、今の自分のマインドを見つめてみると
「私ならやれる。方法を考えよう」
「こういう時は体調崩すからスピードを緩めよう」
「できる限り全力で向き合えてるからOK!」
自分を責めることが減り、できることから挑戦する余裕が生まれてきました。
•息子が大きくなってきて子育てのパターンが見えてきた
•完璧主義な自分を手放すことができた
•朝散歩や創作など、自分のための時間を作るようになれた
•自分をケアすることに罪悪感を持たなくなった
これらのことが理由かなと考えています。
かけがえのない「好き」な人たち
高校3年生の夏、受験会場で出会った親友T。15年経った今でも、「きっと異性だったら付き合ってた」と言えるほどの親友です。
そして0歳児ママだった時に出会ったMちゃん。子育ての価値観が似ていて、でも違うところもあって一緒にいて楽しい。夫婦関係の悩みも共有できる、大切な存在です。
ライターの世界では、包容力のあるあきこさん、しょっちゅうオンラインランチをするゆずほちゃん、演劇への想いを呼び覚ましてくれた夏実さん……。
その他にもたくさんの方々との出会いが、私の世界を広げてくれました。
2025年の目標|「もうちょっと!」を合言葉に
来年は「もうちょっと!」という気持ちを大切に。
やってみたいことは諦めたくない。
そう思えるようになったのも、この1年の経験のおかげかもしれません。
目指すのは「楽しそうなママ」。
•いつも燃え盛っている
•息子と一緒に大騒ぎする
•時にはひとりでしっとりコーヒーを飲む
•友達と童心に返る
•夫とラブラブ
•好きなものに素直に向き合える
•息子に「大好きだよ!」って伝えられる
そんな毎日を生き生きと生きていきたい。
年末、クライアントさんから「まいさんの連載記事に助けられました。1年でいちばん読まれたと思います!」という言葉をいただきました。
この言葉に涙が出たのは、きっと「好き」を込めて書いた記事が、誰かの心に響いと実感できたから。
2024年は、「好き」という字に導かれた1年でした。