DAY372 ツインレイ(に関するビジネス)はただのエンタメだと思えばいい。

ツインレイについて、KIKOさんが核心ついたこと言っていた。

わたし自身〈ツインレイ〉という概念に囚われて過ごした時期があったからこそ尚更、最近では〈ツインレイビジネス〉を、ただのエンタメとして眺めている。

ツインレイか否かなんて、実際のところどっちだっていい。霊性開花だの覚醒だの、そんなの知ったこっちゃない。
KIKOさんも話してたけど、「ツインレイとしておく」という考えがいちばん危ないし、ぶっちゃけツインレイじゃない人が陥る罠だと思う。わたし自身もそうだったし。

必ず彼と再会できるはず。何故ならわたしたちツインレイだから!という考え。そして、再会して統合するために自立しなくちゃ、霊性開花しなくちゃ、目醒めなくちゃ!という感じで。
そして、霊性開花の方法とか学びに行ったりしちゃった日にはもう、ビジネスの沼でござるよ!

仮に、本当にツインレイだったとして。でも再会は転生30回後くらいになりますけどよろしいでしょうか?という話だったら、それを受け入れられるだろうか?
今生ではもう会えませんよ?それでもいい?という話。受け入れられるなら、今生では彼のことを一旦忘れ、29回くらいの人生、別の人と楽しいパートナーシップを築いてもよいのでは?とも思う。

ツインレイかどうかも怪しい挙げ句、ひとりの相手に執着したまま終える人生なんて、どんだけつまらんのだ。そして、サイレント期間は自分から連絡したらあかん、みたいな情報に振り回されて、じっと我慢の子!をやらかして、果たしてそれで委員会。

そんなことを敢えて書くのは、自分がやらかしてきた道だから!なんだけど。

なんか知らんがツインレイビジネスが横行、からのウェブデザイナーのスクールの乱立。これにも繋がりを感じた。

主婦の立場でツインレイと思しき彼に出会って、サイレントと思しき期間に入り、YouTubeとかで経済的自立が必要だと聞いて、子育て中でも自立できそうな仕事を探した結果、ウェブデザイナーのスクールに辿り着くという王道パターン。
実際そんな人たちばかりではないとは思うけれど、仮にいるのだとしたら、違う意味で彼女たちを〈目醒め〉させる必要がある気はする。

どんな立場であれ、彼のことは好きでいていい。感情は立場を越えるから。でも、ツインレイの概念を持ち込んで、いちいち当て嵌めなくていい。そして、必ず再会できると思い込む必要もないし、経済的自立も霊性開花も〈ツインレイを理由に〉目指さなくていい。
むしろ、ツインレイビジネスという幻想、エンタメを見せられている、と気づくこと。それが本当の目醒めかもしれない。

彼を愛するが故に不幸になるのは、きっとツインレイじゃない証拠。ツインレイでも違っても、彼に依存せず、自分で自分を幸せに導いてあげることが大切。その上で彼と再会できたら、たとえツインレイじゃなかったとしても、嬉しいに決まっている。

ツインレイであろうがなかろうが、その概念を外せば〈大切な人と離れたけれど、お互いに成長し合って再び出会い直した〉ということ。それをツインレイと呼びたいならば、そうすればいいと思う。

ツインレイのチャンネルや占い動画とか、エンタメだと思って眺めたらいい。のめり込むと、まんまと餌食にされちゃうから気をつけてほしい。
たったひとりの運命の相手、魂の片割れ、なんてロマンチックな言葉に流されないで、相手よりも自分の運命、自分の魂に意識を向けて生きていこう。

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