DAY437 違和感の正体は武装。
ブランド相談という名のコーチング的なセッションを続けてきたなかで、その人の〈本音〉みたいなのがなんとなく分かるようになった気がする。
と、そんなことを書くのも烏滸がましいと思う自分もいるから、あまり書きたくはないのが本音だけど。
スピ的に言えば、ナニカと繋がっているから的な見解にもなるけど、純粋なる洞察力の鋭さがキレッキレに研ぎ澄まされてきているだけな気もする。知らんけど。
で、そんな中でやっぱり気になるのは、めっちゃ違和感のある人。何が違和感なのかを少し考えてみたのだが、どうやら〈武装〉しているようだ。
さも、わたしはフレンドリーですよ的な空気を出そうとしているのに、実際はめっちゃ閉じていたり。弱さを見抜かれたくないから自分なりの強さを手に入れて隠していたり。ほんとうは寂しくて仕方ないのに楽しそうな振りをしていたり。
そんな人たちの本音が見えてしまうとき、それを伝えても聞いてはくれなくて。ていうか聞きたくないという本音ごと聞こえてくる感覚。
なんでそれが分かるのかって、元々自分がそんな人だから、それに尽きる。今のわたしがパーフェクトだということではなくて、わたしの中に同じものがあるからこそ、そんな人たちの本音に共鳴してしまうのだろう。
弱さとか怖さとか寂しさとか、それを感じるままに出せたら、だいぶ楽になるよな、と思っていて。少なくとも自分で認めてあげられたら、それだけでも違うよな、と。
誰かに認めて欲しかったり、褒められたかったり、寂しさを埋めて欲しかったり。
そう思ってはいけないのではなくて、そう思ってる自分がいるよね、ってことを認めるだけで、案外簡単に癒される。別に表にさらけ出さなくてもいい。
セッションで話していて、フィードバックでいただくのは、安心して話せる、という言葉。その安心感はきっと、わたしが〈武装〉を辞めたからなのかもしれない。
まだちょっと武装してるかもしれないけど、だいぶ軽装化したかも。
武装してる人はやっぱり、何処かに引っ掛かりがある。でもわたしにはその武装を解除する権限はないから、自分で脱いでもらえたら嬉しい。