DAY332 今日は話を聞いてもらう側。
先日、天プロのプロミー1回目が終わり、やまけんさんに勧められたとおり、サポートメンバーさんに壁打ちミーティングをお願いした。
今日はその壁打ちの日だった。
プロミーで挙がった課題を掘り下げるために、胸を借りてお話しさせていただいた。
わたしは普段、人の話を聞いて脳内整理のお手伝いをしたり、一緒に戦略を考えたりする側の人間だ。だからこそ、人に聞いてもらう側を頼みにくいのが悩みだった。
だって、自分のことが分かるからこそ、人の話を聞けるんだって思いたいじゃん。
実際のところ、自分自身の掘り下げとか観察は、人よりやってるほうなのだと思う。でもその中で、わたしは何が得意なのか?という問いには、うまく答えられずにいた。
そもそも、好き嫌いはあるけど得意かどうかの基準は持ち合わせていなかった。それが、壁打ちさせていただくことで、わたしの中にある『得意』を見つけ出してもらえたのだった。すげー!
やまけんさんに『得意なこと』を尋ねられ、「えー、名刺とかですかね??」などと話していたのだが、どうやらそういう話ではなく、そもそも意味が違っていた!おバカ!
それで、わたしの得意は何か?というと。
〈理解と具現化〉だった。
さまざまなデザイン成果品と、クライアントさまからのアンケート結果の内容を見ていただいた。
デザインに関しては、全て同じ人がつくったのか?と思われるくらいにイメージが多岐にわたり、でもクライアントさまからは感動のメッセージをいただいている。
会社勤め時代からこれまで、高級店から量販店までオールジャンルのデザインを担当させていただいて25年以上。
そして、ヒアリングで相手の本音や本質を掘り下げ、デザインはチャネリングするように過不足なく具現化する。
これがわたしの得意技、ということだ。
壁打ちでそれを教えていただき、確かに得意っちゃ得意なんだが、得意すぎて空気みたいに当たり前になっていたことに気付かされた。そして、あー壁打ちって大事!ということにも気付かされた瞬間だった。
普段からわたしのことを知っている人でもなく、天プロに入って出会ったばかりの人だからこそ、余計に忖度ない状態で見てもらえたな、という感じだし、素直に聞くことができた。(己の疑り深さよ)
スッキリしました!おかげさまで何をすればいいのかが見えましたー!って、これはブランド相談体験後にわたしがよく言われる言葉なのだが、自分自身もまた、似たような体験をしている。
そんな気持ちも味わえて、これからのブランド相談体験にも深みが出そうな気配。
とりまやるべきことに着手する。