DAY467 自分の心地よさのために660円課金した話。
現在、沖縄北部のコンドミニアムに滞在中。
シングルルームにトイレとシャワー室が付いていて、キッチンとランドリーは共有。
個室の入院患者（体験済み）みたいな気分にもなりつつ、下宿生活のような（これも体験済み）気分でもあり、江の島のドミトリーも思い出すような空気感。
それはいいのだが、共有キッチンが酷すぎた。鍋もフライパンも酷い使われかたで、テフロン加工なんてとっくに消えていた。また食器類は茶渋などで汚れていたり、こびりつきがあったり。食器を洗ったあとに入れるカゴも黒カビが目立つ。オーマイガー！
酷すぎる原因は、綺麗にするための道具がないことだ。例えば食器用のふきん、これが見当たらない。もちろん台拭きもないし、ペーパータオルすらない。洗いっぱなし！
そして茶渋を取るための漂白剤もない。綺麗にしたくても、できないことが山積みなんだよ！
と、意を決して近所のダイソーに行ってグッズを購入してきた。
綺麗にできないからと文句を言うこともできるし、汚いからと使わない選択をすることもできる。でもわたしは、ここを気持ちよく使いたいのだ。わたしはわたしのために課金した。660円だけど！
酸素系漂白剤と、つけおきのための桶、キッチンタオル、アルコール系ウェットティッシュ、あと自分が使いたいザル。これらを買ってきて、ひたすら食器類を漂白剤に浸けまくった。食器用のカゴも漂白したけど、なかなか取れなくてちょい断念。でも、やれることはやったった。
明日帰るとかならまだしも、まだあと2泊すんのよ。自炊して静かに暮らしたいのよ。心地よく過ごしたいのよ。
キッチンタオルやウェットティッシュ、漂白剤はそのままキッチンに置いてある。他の人にも使ってもらえたら嬉しい。ただ、残念ながら宿の標準装備ではないから、次回泊まってもそれらはない可能性が高いからな。
たまたまわたしと同じ棟に同じタイミングで宿泊できた人たちは、ラッキーだと思うぞ！
キッチンに必要なものが足されると、それだけでユーザビリティは格段に上がるからな！
でも別に、宿に対して『これわたしがやったんで！キリっ』みたいなことは言いたくない。なんなら逆に、『え、ほんとはないんですか？』と宿に対してのガッカリを生む可能性だってはらんでいる。
そういえば調味料に関しては、やたらとたくさんの使いかけが置いてある。恐らくこれまでの滞在者が買ってきては『きっと他の人が使うっしょ』という気持ちで置いていったのだろう。
しかしながら、いつ誰が買ってきて開封したのかよく分からない醤油とか、怖くて使えないのだ。しかも何故か蓋も開いていたりで、絶対的に使えない。いつから開いてんのさ！
てことで、わたしはわたしなりに調味料を用意した。それが鯛だし塩とオリーブオイル。
このふたつがあれば、炒め物の味つけも、スープも、サラダのドレッシングもできる。我ながら天才だと思った。いやマジで創意工夫とアイデアの天才。
結局今日は、夕方の時間をキッチンのクリーン活動に費やした。でもなんか気持ちよかった。やっぱ汚いと波動下がるんだもん。変なヤツらも一緒に漂白剤でクリーンにしてやったぜ、こんちくしょーめが。
残りほぼ２日。最終日は移動で終わる。如何に何も考えず、自分に集中できるかを楽しもうと思う。仕事もしつつ。