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価値は3つに分類される|この3つの価値を知れば自分を責めることがなくなる

本日瞑想をしていて、意外と自分の調子がいい時は瞑想に集中できないことに気がつきました。そしてそもそも自分の調子の良い時とはどんな状態なのか?と考えた時に、

・前向きになっていること
・本日やるべきことができそうな時

こんな時だというのが分かりました。そしてこの状態というのはつまり自我(マインド)が優位になっている時だということに気がつきました(だから頭を働かせ過ぎな人は瞑想に集中できない)。

特別な訓練を受けていなければ、ほとんどの人が生産性の高いことを重視します。だから仕方がないことなのですが、果たして生産性の高いことをすること=調子がいいとはいい状態なのか、ということです。


それを理解するには、価値には3つの要素があることを知る必要があります。


1.役に立つかどうか(有用性)

一番分かりやすく、ほとんどの人が重視するのが「役に立つかどうか」という価値基準です。実用性が高いかどうか、儲かるかどうか、ということに重きをおいています。

役に立つもの、というのはリターンが得られるので資本主義社会では特に重視されます。日々遂行している仕事や家事などもここに含まれます。ほとんどの人のマインドはここに重きを置いています。


2.精神的な価値

感情が満たされた、感情が解放されたなど自身の内面に対して良いアプローチがあった時の価値です。友達と話すことでリフレッシュできた、ということもここに含まれます。


3.社会的な価値

社会の持続性を高める活動をした時の価値です。例えば分かりやすい例で言うと、森に木を植えたり、NPOとして活動してみたりといったことです。そのほかにも社会という大きな枠組みだけでなく、会社の中で社員が働きやすくするために何か活動をする、といったことも社会的な価値に含まれます。


資本主義社会として言っている価値はほとんどが1の「役に立つかどうか」の意味で使われます。ですがもっと広範囲で地球に生きる人間としてみた時、この3つが必ず必要になってきます。


ですから社会的な価値だけ満たそうとしても人は満たされないのです。


そしてそこから最初に話を戻すと、瞑想に集中できない日も、今日決めたことができない日も、ただ単に1の「役に立つかどうか」と言う基準で考えているだけであって、それもそれでとても必要な日だということです。


今日私はやるべきこと(1の役に立つかどうか)ができなかった、でもそれは自分の内面(2.精神的な価値)を見つめ直すために必要なことだったのだ、そういう風に思ればいいのです。

この3つというのは三角形のようにバランスで成り立っています。そのため一つが突出していると必ずバランスを取ろうとします。


だから今日役に立つこと(仕事や家事など)ができなくても落ち込まないでください。ただそれはあなたが人としてバランスを取ろうとしているだけなのです

そしてそう思うと、私が瞑想に集中できない日は特に「1.役に立つかどうか(有用性)」を高めようとしているだけであって、それはそれで良いことが分かります。


資本主義が後押ししている有用性ですが、私たちは生産性を高めるために生まれてきたわけではありません。

自分を成長するために生まれてきています

だから瞑想に集中できる日もできない日も、仕事ができる日もできない日も、そんな自分でもOKというスタンスで構わないのです。

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