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<BACK NUMBER>モチベーション維持のあの手この手+憲法「議院の権能」

みなさん、こんにちは。



清々しい五月晴れもつかの間、夏日が増えてきましたね。

行政書士試験科では、ご近所の駅ビル「渋谷サクラステージ」にできたアイスクリーム屋さんがブームです。

アイスに目のない川○講師は、健康診断直前だけ、付け焼刃のアイス断ち。

「健診センターのお仕置き部屋を逃れたら、一緒にアイスでも~!」と言いながら、アイスを模ったキーホルダー(サーティ○ン色でカラフル)をちらつかせる私たち。

悪魔的な所業かもしれません。



マイページの学習相談や合格講座のパーソナルトレーナーメールでは、年度初めの疲れが尾を引いていたり、GWのてんやわんやで学習ペースを崩してしまった方たちから、たくさんのお悩みが寄せられています。

してしまいますよね、ペースダウン。

ポストコロナのご時世、免疫力のつけ直しと体力強化も求められ、日常も思い通りに進まないですし。



そこで、「そんなこんなで、すでにモチベーション維持が難しくなってきました、どうしましょう?」というお悩みについて、あの手この手をご紹介。

毎年、ゆるっとご紹介して、ゆるくない反響のあった「あの手この手」です!



まず、あの手。

「毎日のノルマを小さめにして、小さな成功体験を積み重ねよう!」

壮大すぎる巻き返し計画は、モチベーションをだだ下がりさせてしまうんですよね、ムツカシイ…。先日のゆるっとラジオで、藤田講師もつぶやいていましたもんね。

かのイチローの名言にもありますが、手に届く目標と思えれば、もうちょっと頑張れる。

この「もうちょっと」が、心理学的には大切だそう。

いいかえれば、小さな成功体験の積み重ねによって、苦行を快感に変えよう、というもの。

そういえば、受験生の頃、私も無意識にしていたかも…。

「理解の難しい論点だけでなく、わかるようになった論点もあえて反復!」…これ、ゲームをクリアしていく感覚で楽しくなってくるんです。

「なんだ、意外にイケる、私。」、そう思えたらしめたもの。



次に、この手。

「自分で自分の鼻先にニンジンぶら下げ、とにかく一歩前へ!」

こちらも動画等で紹介してきましたが、ニンゲンは苦行が苦手。いや、無理。悲しいかな、ニンジンも欲しい性なのです(涙)。

ということで、「学習+ご褒美」をワンセットに。

個人的には、「今日のノルマ+梅酒のソーダ割」だったり「今週のノルマ+仲間とのガチンコテニス」でした。

本当にね、人間、そんなに強くない。

だから、自分で自分をなんとな~く操れちゃった人の勝ち、なんでしょうね。

イメージは、直線コースのお馬さんではなく、水族館のアシカショーで(笑)。

この時期を乗り越えるための、ヒントになりますように。



さて、アシカお手製チリツモ作戦!



Q.日本国憲法によって認められる「議院の権能」として、正しいものはどれか。

1 憲法改正の発議

2 内閣総理大臣の指名

3 皇室財産の授受の決議

4 弾劾裁判所の設置

5 国政調査権の行使




制限時間は15秒!







…はい、15秒!




正解は、肢5!



肢1については、憲法第96条1項が、「この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」としています。

このことから、憲法改正の発議は、「議院の権能」ではなく「国会の権能」です。



肢2については、第67条1項前段が、「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。」としています。

このことから、内閣総理大臣の指名は、「議院の権能」ではなく「国会の権能」です。



肢3については、憲法第8条が、「皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。」としています。

このことから、皇室財産の授受の決議は、「議院の権能」ではなく「国会の権能」です。



肢4については、第64条1項が、「国会は、罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、両議院の議員で組織する弾劾裁判所を設ける。」としています。

このことから、弾劾裁判所の設置は、「議院の権能」ではなく「国会の権能」です。



最後に、肢5については、第62条が、「両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」としています。

このことから、国政調査権の行使は、「議院の権能」です。



今の時期は、引っ掛かりやすい国政調査権について、ざっくり覚えておければ○!



チリツモチェックは、ゆるっとしながらも、ちょこちょこ的中させています。実は…笑

文章理解の練習も兼ねられるように、過去の伊藤塾の答練から題材を引っ張り、これでもかとかみ砕いています!?

「毎朝のスキマ時間に、note掲載分もさかのぼって活用していますよ~!」と嬉しいお声もちらほら。

では~!