いとバイ通信40 自然食書籍紹介2

いとバイ通信40  自然食 書籍紹介2

2020.7.27(月)

「家庭でできる自然療法」 著者東城百合子 あなたと健康社

欧米では現在がんの治療は手術、化学療法、放射線と自然療法の選択肢で治療が行われているそうです。日本ではこの自然療法の選択肢を説明してくれる医者はほとんどなく大半は自然療法以外の治療方針で医療が進められています。そんな中にあってこの本は自然療法を詳しく解説した極めて優れた本だと言えると思います。

著者の東城百合子さんは1925年(大正14)生まれで2020年の2月に94歳で亡くなられました。1948年重い結核を患いました。医師もさじを投げた結核から立ち上がることができたのは玄米菜食の自然の食べ物に大転換しておかげでした。以来人々に自然療法を説き続け94歳という長寿を得ることができたのです。

著者が40数年間の間家庭でできる健康法、治療法を書き溜めたものがこの本になっています。私たちはいわば西洋医学の医療体制の中で生きていますが病気になったら医師の治療を受けるという考えのもとで生活しています。

この本は1995年時点で60万部を超えるベストセラーとなっています。これ以降も出ているはずです。私が知っている自然農法や有機農法を実践している生産者の多くがこの本を愛読しています。日本にこんな本があったことを私は誇りに思っています。

私は風邪をひくといつもすっきり治ったことがありませんでした。医者に診てもらうとかならず抗生物質が処方されるのですがその薬で症状が好転することはありませんでした。結婚後風邪を引いた時また治らずに1か月間過ごす覚悟をしました。妻がこの本の「生姜湯の湿布」療法を時間をかけてしてくれ3日間で完全に治りました。その体験から私はこの本を信頼するようになりました。

砂療法は近いうちに試したいと思っています。1日砂の中に埋まっていると体の中の毒素が抜けていくそうです。私は40数年自然食の仕事をしてきましたから食べ物で無害のものを摂ることの難しさを知っています。どんなに努力しても身体には毒素が蓄積されるものと思っています。その毒素を砂が吸い取ってくれるのです。

このようにこの本の健康に対する発想(出発点)自体が違います。だから読む価値があるのではないでしょうか。

※ 「#いとバイ通信」のブログにこれまでいろいろ書いてきています。ぜひご覧ください。

※バングラデシュの人の多さは商売をする時買い手がいないことを心配が少ないと言えます。事業のアイデアさえよければ成功する確率は非常に高くなります。ソーシャルビジネスも日本人のアイデアと資金が加われば高い確率で成功すると私は確信しています。

※成人のストリートチルドレンのソーシャルビジネスの活動を支援する日本の組織がストリートドリームズで募金活動を開始しています。下記のように郵便振替口座ができました。この活動の支援のための募金をよろしくお願いします。

※口座名 ストリートドリームズ 郵便振替口座 01710-3-152031

※ストリートドリームズの活動についてはこれからもこのいとバイ通信でお伝えしていきます。

いいなと思ったら応援しよう!