ハマスがイスラエルを奇襲攻撃、その狙いは?【10月10日】(voicy News Connect)を解説
Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです
本日は通常ニュースから1つをpick up
今回はこちらのvoicyを取り上げます!
最近ニュースでもよく目にするイスラエルとガザの問題
この問題を理解するには、知っておきたい歴史があります
その歴史についてこちらのvoicyが非常にわかりやすく解説をしてくれていましたので、今回はこちらの解説を少し要約しながら文字に起こしてみました
予備知識
イスラエルとパレスチナの宗教
イスラエルはほとんどの人がユダヤ教
また、パレスチナ人の多くはイスラム教です
ガザってどこ?
ガザはパレスチナ自治区のことです
この後に説明がありますが、「ガザはそもそもパレスチナ人が住む場所である」ということです
ハマスってなに?
パレスチナ・ガザ地区を実効支配する武装組織のことです
イスラム原理主義の組織であり、打倒イスラエル派です
イスラエルとパレスチナの歴史:パレスチナ問題
では次に、イスラエルとパレスチナの歴史についてみていきましょう
パレスチナ問題 : 世界で最も解決が難しい紛争
なぜパレスチナ問題が「世界で最も解決が難しい紛争」と言われるのか
それは
聖地エルサレムが
ユダヤ教・イスラム教・キリスト教
この3教徒にとっての大事な場所であるためです
どの宗教にとっても聖地とされるエルサレムをどこの国のものとするのか?という問題に決着が着かないのです
イスラエルの建国 : ユダヤ人の国-追い出されたパレスチナ人
実は、長年迫害を受けてきたユダヤ人たちが「自分達の国を作ろう!」と建国したのがイスラエルです(1948年)
しかし、イスラエルが建国された土地には、もともとパレスチナ人が住んでいました
パレスチナ人たちはユダヤ人がイスラエルを建国するために住んでいた場所から追い出されてしまったのです
追い出されたパレスチナ人たちは難民として最低限の生活を強いられることとなってしまいました
そもそも、なぜユダヤ人はパレスチナ人を追い出してまでイスラエルをその場所と決めたのか?
その理由は、遥か昔2000年前まで遡ります
その土地はローマ帝国に滅ぼされるまではユダヤ人の国があった場所でした
そのため、ユダヤ人たちはそこを自分たちの国であると主張したのです
しかし、その土地に住んでいたパレスチナ人たちにとってみれば、そんな昔のことを引き合いに出されても納得できませんよね
パレスチナ人たちの国を建国しよう!がうまくいかない理由
ユダヤ人たちがそうしたように、自分たちだってパレスチナ国家を建国しよう!
そう思ったパレスチナ人たちですが、ここで問題になるのが冒頭に出てきた聖地エルサレムの問題でした
エルサレムをどこに帰属させるかの決着がつかないため、国境の線引きがうまくいかず、パレスチナは建国ができていません
そのため、パレスチナ人が住むヨルダン川西岸とガザ地区は「パレスチナ自治区」とされています
パレスチナ人にとっての悲劇 : 入植地問題
パレスチナ人が住む場所とされてきたヨルダン川西岸とガザ地区ですが、1967年第3次中東戦争時にイスラエルが勝手に占領をします
その際、イスラエルはエルサレムまで一方的に併合を宣言し、70万人ものユダヤ人を送り込んできました
これがいわゆる入植地問題です
今でも、パレスチナ自治区では国として建国ができないまま、イスラエルの占領下となってしまっています
パレスチナの後ろ楯となったアラブ諸国
イスラエルの身勝手な行動に納得できなかったのはパレスチナの人々だけではありませんでした
アラブ諸国(エジプトとヨルダンを除く)人々も同じ民族であるパレスチナの後ろ楯となり、パレスチナ問題が解決しないとイスラエルを認められないという姿勢を取ります
これはパレスチナにとっても心強い後ろ楯となりました
経済を優先してイスラエルと国交を正常化しはじめたアラブ諸国
ところが、イスラエルとパレスチナの和平交渉が停滞したことにより、アラブ諸国の足並みも徐々に乱れてきてしまいました
長い和平交渉のために国民を飢えさせるわけにはいかず、「イスラエルと国交を結んで経済を優先させた方がいいのでは?」という方向へ傾く国が出てきたのです
結果、UAE(アラム首長国連邦)、バーレーン、スーダン、モロッコなどがイスラエルと国交を正常化
パレスチナの人々にとって、これは信じられない裏切りでした
しかし、パレスチナの人々の意向に反してサウジアラビアまでもがイスラエルとの国交正常化を加速させます
そんなタイミングで「そうはさせない!」と動いたのがガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマス、というのが今回のことの発端です
参照HP
「素敵に国境はない」中東パレスチナのフェアトレードブランド ”架け箸” さん
今回、わたしが特にパレスチナについて、一度ちゃんと整理しておきたい!と思ったきっかけとなったのが架け橋の智恵さんの発信でした
中東パレスチナで作られるオリーブの一点もの木製品と布小物などを販売されています♪
パレスチナの方々への愛が感じられる投稿もとても素敵なのでinstagram
もぜひ一度ご覧ください!
いつもご覧いただき
ありがとうございます!
よろしければ制作している服・小物のinstagramもよろしくお願いします♪
https://www.instagram.com/itoa.n.8888/
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