見出し画像

内灘ビーチの面ツル波をいただく

連休初日の昨日はひたすら休んだ。いつもよりも遅く起きて昼ごはんを食べては昼寝を3時間ほど、そしていつもより2時間近く早く床についた。

今朝起きてみるとその絶大な効果を実感した。
やはり人間は休息をとらないといけないと再認識した。本当にこれだけで朝がゴキゲンなのだ。

さて連休2日目の今日は日本海の波が上がっているという情報を得た上で、日本海に向かうことにした。伊勢でもコシハラくらいの波は割れている予報が出ていたが人数を見るにまた一つの波に5人くらいテイクオフする情景が目に浮かぶ。いくら波が良くても大混雑状態でのサーフィンは全く面白くないのだ。

秋田が胸肩サイズのゴキゲンな波が割れているという情報を得てなるべく北の地域で西向きの海岸が良さそうだった。いつもお邪魔している若狭はウネリの向きが合わずno surfだった。


若狭がダメな場合はいつもは福井の三国を目指すのだが三国は北陸自動車道のインターから遠い上に振られることが多いので一気に石川県まで走り加賀インターから割とほど近い塩屋海岸を目指すことにした。

塩屋は左側のややどん深な海岸と右側の片野海岸につながる海岸線がある。両方をチェックしたがまだ到着するのが早かったらしく風はなくフェイスは非常に綺麗な波だったが、ブレイクする本数が圧倒的に少なくここで妥協する気にはなれなかった。


そして目指したのはそこから1時間ほど北に向かったところにある内灘ビーチだ。
ここは私が金沢に住んでいた頃にはほとんど毎日のように出勤前にサーフィンしていたビーチだ。あらゆることは熟知しているといってもいい入り易いポイントだ。

いつもならお盆休みやゴールデンウィークとなるとテントを張ってバーベキューをする若者や釣り人たちでごった返すのだが今日の内灘ビーチは本当に空いていた。
サーファーも入れ替わり立ち代わりだったが総勢で10人を越えることはなかったと思う。

今日の内灘はコシハラsetムネといった感じ途中風が入り割れづらくなることもあったが、入水した11時前後と夕暮れ前の16時くらいは風も止み面ツルの波がコンスタントに来る好コンディションだった。伊勢ならきっとスネヒザの波を数人で奪い合う光景が想像できるが、ここなら形のいいコシハラの波を誰も気にすることなくテイクオフすることができるのだ。

今日は思う存分良い波を味わった。
やはり私は内灘ビーチと相性がいいと思う。まるで自分が上達したかのように感じさせてくれるメロウなブレイクを手放して帰ることが惜しかったが時間も時間だったので17時くらいには海を出て石川を後にした。

波があるかないか、波質が良いか悪いかは行ってみないとわからない。ポイントを変えながら良い波を求めるドライブを楽しむのもサーフィンの楽しみの一つではないかと思う。



いいなと思ったら応援しよう!