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マネジメント

チームリーダーが正直いっておかしい
過干渉すぎる

私はまだプロジェクト持ってないから詰められることは少ないが、それにしても自習方法や別の先輩社員からのレクチャーの受け方についても一々口出してくる。事細かにレクチャーするのではなく、おおざっぱにオーダー受けて自分で補完しながら理解して作業しろと。

受け手の自分としてはありがたいことこの上ないし、渡し手の先輩社員にしても伝え漏れや手戻りを回避できるメリットを感じているのであれば、たかだか2~30分のレクチャー時間の増加に対して、当事者でない者が口出ししてくるなと思う。一応マネージャーだからという反論が返ってくるのだが、だとしたら、そのたかが知れている作業時間すらも切り詰めなきゃならなくなってる自分のマネジメントをまず疑ってかかれと言いたい。

正直言って、先輩社員がレクチャーしているパートも元々はマネージャー自身が請け負っていたのを、マネジメントの訓練という建前の元に先輩社員に丸投げしていたわけで、なおのことレクチャーの受け方について口出しされる筋合いはないはずだ。むしろ自分の時間を浮かせてもらえていることに感謝しろよ。個人的には先輩社員に倣いたいから全然ありがたいのだけど。

この人に人望がないことはほかの社員のリアクションを見ていればなんとなくわかる。去年移動した人もそりが合わなかったからだろう。いつかタイミングをみて聞いてみたい。

俺自身も正直一刻も早く出ていきたいところだが、ここまで習得するまでに2人にはかなり時間をかけてもらっている。これまでの借金はのこり数か月では返せそうにないし、あと1年、少なくとも来年の上半期までは出ていけないかな。2年目から借金を返済できるとも限らないし。

ただ、言われっぱなしだとつぶされるし、つけ上がられる。
少しづつ理解者を募って、カウンター食らわせる計画をねらないと。
ただ、リーダーも無能というわけではない。
古株だし、ハードワーカーだし、少なくとも作業者としては優秀認定されている。全否定はできない。ただ、このチームの現状が良くないことは深山の私でもわかる。彼は、部下を意のままに支配することを楽しんでいるように思える。あくまで、組織のルールを全うしようと、部下のためを思って、という主張を建前にして。

なによりこの状態を放置していたら、先輩社員が持たなくなるかもしれない。結果として、裁けない業務がおれに振ってかかる。
作業能力があれば、単純に評価が上昇するから望むところだが、ほぼすべての作業についてある程度のレクチャーを必要とする俺にとってはリスクでしかない。安定して疲弊しない範囲でトレーニングを続けなければ本末転倒なのだ。

ただ、俺一人の独断専行では何も改善しないし、ハレーションが大きい。
まずは先輩社員にサシでヒアリングして心を開いてもらわないと。
そのうえで、リーダーを尊重しつつ、体制の改善を提案するなり、最悪、彼自身を現在の職位からスポイルするよう役員に働きかけるしかないだろう。

確たる証拠なんてない。感だ。
ただ、それで十分だ。
改善を提案する権利を実質封殺されている。
それでいて、まずタスクの未達や遅延に対してマウントをとり、自身の提案をぜったに飲ませようとする行為は、はなはだ不愉快で見るに堪えない。

自由闊達な組織と思っていたし、それは実現できそうな環境もととのっているのに、この男ひとりの不徳によって、平穏がかき乱されるなど、耐えがたいこと甚だしい。

裸の王様と化したこの男を、穏やかに沈める方法を模索せねばならない。
まずは、知恵を授かろう。
別に挙動がばれたってしょうがない。
というか、本人にばれないようにコソコソしなければならないと思っている時点で、関係性は不健全と言えよう。

ただ、ひとつ肝に銘じておきたいのは、「人は簡単に変われない」ってことだ。わたしも含めて。
正直言って、こういった政治的な立ち回りにはめっぽう弱い。
なにより、感情的に、無計画に発言したために、前職では死ぬほどいじめられたことがあった。

とくに自覚のない害悪はたちが悪い。
また、このような状況で相手に意見するには、日ごろの行いというか、少なくとも振られたタスクなどは最低限度こなしている実績が必要だ。
日ごろからいい加減な仕事ぶりだと、ただの怠慢社員の底の浅い不平不満と捉えられてしまうだろう。

いま最短で私ができることは、2人の先輩社員に心を開いてもらうこと。
他の社員に理解を求め、肩を持ってもらうこと。
そして、強硬手段としては、リーダー本人直接会って話をしてみること。

オンラインは顔が見えないのが怖すぎる。
会話しているとき、相手がどんな表情でいるのか、自分の言動が相手をどんな気分にさせたのか、そのリアリティが少ない分、非常な発言や命令ができてしまう、自身の言動を反省する機会を失ってしまう。
そんな負のスパイラルに彼自身が陥っているような気がする。

チームは解体せずとも、干渉しすぎる体制を変えるだけでも改善はみられるのではないかと思おう。
彼も来年からは出勤を再開するというし、状況の改善を期待しつつ、反撃の体制と状況の観察を着々とすすめてみようか。



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