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雑文

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人生とは、生きるとは何でしょう。
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#コラム

子供時代

子供時代

幼稚園の卒園間近に、小学生になりたくないと思っていた。そのことを周りに最近話すと、早くない?と言われる。
今振り返ればそう思う。しかし当時の私は、曖昧不透明なクリーチャーが小学生になって何かしらの形になるのがなんとなく嫌だった。
ついでに言えば、朝決まった時間に登校し、席に着き同い年の子たちと集団で面と向かって何かに取り組むことが窮屈でしかたなかった。
たぶん、こっちが本音。
そんなだから

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誠実になりたい人生だった

誠実になりたい人生だった

誠実になりたい人生だった。

こう書くと、書き手は偏屈な屁理屈屋でかつ皮肉屋なのだろうと予想される。

大方その通りである。

なんせ母と姉を反面教師として持ち、幼き頃より素直になれ、という圧力に反した人生を送ってきた。

素直ってなんだ。心に嘘ひとつつかず、真正直と言える愚直さで生きているのに、何故非難さればならない。
言葉は鎧だ、壁だ。自分を守るためのものだ。時には武器にもなりえる。だが、

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