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そこに愛はあるのか、愛の法則について。
「相手を喜ばせること」
これを毎日会ったお客さまに実践し続け、世界的トップセールスマンになった方の「成功法則」のお話し。仕事は保険の営業マンです。
ある時、喜ばせても契約がとれないことがつづきました。それでも毎日続けました。
しばらくすると大きな仕事が入りびっくりしたそうです。そんなことが何度も続き、彼は気が付いたと言います。
「目の前の人を喜ばせて、その人から見返りがなくても、他からむしろ大きなチャンスが入ってくる」
相手を喜ばせるには、自分の心が充実して満たされていないとできない。人は「ない袖はふれない」から、心に余裕がないと、人からエネルギーを盗ろうとしてしまう。まず自分が幸せでないと人を喜ばせることができない…。
というお話を聞いて、ふっきれました。
「成功法則」は「愛の法則」と言えるんじゃないかと思いました。
なるほど、好きなことをしているとき、集中して心が満たされています。今、お金のあるなしも気になりません。好きな人へは自然と喜ばせたくなる。
でも一方で、自分ばかり与える側だとか、反対にもらってばかりいると居心地悪いとか、その時々のやりとりのバランスをいちいち考えてしまうこともありました。
つまり「ただ相手を喜ばせたい」というシンプルな気持ちだけでなくて、プラスマイナス計算し、見返りを求める気持ちもあったのです。
その計算は宇宙に委ねること。
自分でコントロールしようとすると心の器、容量が小さくなる、ということと察しました。
自分ができる「相手を喜ばせる」こと、それだけでいいのですね…相手から反応が返ってこないときは、意外な形で更なるチャンス…!
くらいに流すと、愉しくもあり気にならなくなりそうです。
シンプルに「相手が喜んでくれたら嬉しい」それだけでいい、愛は見返りを求めません。
見返りは宇宙が決める。
愛から発したのか、見返り目的から発したのか、結果でわかるということ。
そんな心がけでいこうと思います。