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円安は好機!? 物価高を顧みない「財務省+黒田日銀同盟」の秘めた狙い

一時144円台まで進んだ円安は輸出企業に恩恵をもたらす半面、生活者と内需企業には輸入物価高による負担増を強いる。それ故、外見上は財務省と黒田日銀は輸出企業の側に立っているかに見える。しかし、筆者は、彼ら財務省と黒田日銀はもっと別の立ち位置、もっと長期的な視野から円安を「千載一遇のチャンス」と捉えている、と見ている。

頑なに異次元緩和を続ける黒田日銀は「財務省の別働隊」

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