見出し画像

環境と習慣

「環境」って大事だなとしみじみ思います。

最近、習慣に関する本を何冊か読みました。どの本も訴えていることは似ていました。

日常生活の45%は習慣化された行動のため、意志の力だけで習慣化させるのは難しい。脳は体の状態を一定に保つ役割があるため、新しい事をすぐには受け付けない。だから、徐々に体も頭も慣らせていく。そのためにも簡単ですぐにできる行動から行っていく。そうすることで、行動が習慣化されてきたらレベルアップしていく。そして、無意識にできるくらいのレベルまで繰り返し行う。そこまでいくと、脳の構造もシナプスも強化されるため、定着したといえる。あとは自動モード。ざっとこんな感じでした。

そんな内容の中で、習慣を続けていくための方法やコツとして「環境」の重要性もピックアップされていました。

なぜか?
人間は環境に影響を受けやすいからだそうです!!

ダイエットの例として、食べ物があれば食べるが、なければ食べない。だから痩せられるし、太りやすい食べ物食べなくてすむという件がありました。当たり前ですが、なければ食べられないため、痩せます。代わりの物を食べるという方法でも痩せるかもしれません。

しかし、お菓子や甘いものが太ると分かっていても買い物の習慣が身についているため、意識しないと手が届く範囲に天敵もしくはご褒美があることになります。こんな状況では痩せたいと思っても痩せられません。それなのに環境にまでは意識が及ばない。

そして、痩せたいから食べる量を減らす、野菜をたくさん食べる、運動するなどの直接的な方法に目が行きやすくなります。環境を変えることはあまりしようとはしません。自分も読んでいてハッとさせられました。

そこで、痩せるために加える習慣として、ついつい食べてしまうお菓子の代わりに果物やナッツを食べる。手が届く範囲に食べ物は置かない。今あるお菓子は誰かにあげるなど環境を見直すのも効果的なのだと学びました。

これはダイエットに限らず、どの行動にも当てはまります。直接的な方法で解決するのは王道なのかもしれませんが、それで解決していないのなら違う道を探す必要があるなと考えさせられました。

その影響で、部屋の片付けを行ってみました。これからどんな効果があるのか楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?