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「これまで会った一番嫌いな人はどんな人だったか」
この間友人とランチした時に、
「これまで会った一番嫌いな人はどんな人だったか」
と聞かれました。
私はこれまでの経験を思い出し、
「人によって態度を変える、性格の悪い人」と答えました。
皆さんはどうでしょうか?
・・・・・・・
友人曰く、その人物こそ
「自分の中の嫌いな部分」なのだそうです。
うわ〜。これは痛すぎる。
思いもよらないところから急所を突かれた気分。
根拠としては、一番嫌いと思うぐらいはっきりしている理由は
必ず「自分の中に存在する」ので、
その人のことを避けるようになるのだとか。
フロイトの防衛機制で言う所の「投射(投影)」ですね。
投射とは
自分が持っている社会的に望ましくない感情や衝動を他人が持っていることにしようとする防衛機制。責任を転嫁しようとする働き。 (他人に感じる嫌悪感は実は自分自身がその傾向を持っているからそれが気になってしまう)
わかるな〜。人間の弱さをよく表している。
私の思い浮かべたその嫌いな人は
・自分の縄張り意識が強く
・不利益が出そうになると弁明を始める
・人の目を意識して行動する
・自分の気に入らない人、利益にならない人とは目も合わせない、口もきかない
ちょっと極端な人でした。実際、その人を苦手とする人も多かったのですが。
・・・自分を振り返ると、ちょっと思い当たる所はありますね。
そんなに心が広くないですし、
馴れ馴れしい人、阿ってくる人が苦手ですし(自分も気に入られようと近づくのは嫌)
そういう人には態度を変えてしまいますし、
面識ない人は得意でなく、付き合う人も選ぶ方で、
オープン人間ではありません。
そう考えると、自分のテリトリーも、仲間のテリトリーも無理して拡大していこうっていう風には思わないんですよね。縄張り意識が強いのかも。
自分のテリトリーに関して、この人感覚が合わないな〜とか、この人、足元が見えてないな〜って思うと、友人であっても距離ができることもあります。
・・・ちっちゃい人間だ。
自分の弱い部分でもあり、受け入れないといけない部分。
「これまで会った一番嫌いな人はどんな人だったか」
この質問の意味を知った所から始まる、
自分を深く知る少ししんどいワークですが
やってみる価値はあります。
・・・・と、ここからは後日談で、
質問をしてくれた友達がこのワークをやって発見したことをブログに書いていたので読んでみると、「長いものに巻かれる」という嫌な特徴は、別の視点から見ると「他の人が新しい価値観を提供した」だけ・・・と言うことらしい。
自分の嫌な部分も概念でしかない。ポジティブ言い換えることも可能です。