「スパイの妻」となるまでのプロセスを見る映画

裕福な社長夫人からタイトルの「スパイの妻」となるまでのプロセスを見る映画。夫は本当にスパイなのか？というのも見どころ。
黒沢清監督が描く歴史の闇は独特。
目に焼きつく痛くて怖いシーンがあって、それはホラーやサスペンスをたくさんとってきた監督ならではだと思いました。

もう一つは人間力の映画でした。
主人公の福原社長夫妻の行動が素晴らしい。
夫妻は国や同調圧力と戦うことになること覚悟で、人として正しいと思ったことをやろうとしていた。
優れた経営者の前に、良い人間性であることが大事なのだと。
だから自分自身も人の世話をする、ボランティアそういうこともコツコツやって人間力を高めたいな、とも思いました。

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