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英単語パズルをリリース!!人生の目標を失う

約半年間個人開発していた教育ゲーム「英単語パズルNekotan」を、4月15日にリリース(iOS/Android)しました。
スマホアプリはデッドオーシャンなので、まあインストール数は微々たるものですが、予約TOP10で事前登録を掲載したおかげで、AppStoreランキング98位(単語カテゴリ)になりました ※今はランキング外です
そして、ここ1ヶ月はnoteも書けないくらいリリース準備で忙しかったので、リリースして数日間は達成感と開放された気分MAXでしたが、週末やることがなくなったのと人生の目標を失い、気持ちがかなり落ちてきていますw

アプリ説明

ねこに癒やされながら、英単語も学びたい!
Nekotanは、英単語を作り、ねこを救出するパズルゲームです。

ゲームで作った英単語は、日本語訳が見れるので、ゲームをしながら英単語が学べます。

英単語作成のアシスト機能があるので、英単語が苦手な人でも楽しめます!
英語勉強中の学生や、TOEIC勉強中の方にもオススメ!
収録英単語は4万語以上
↓海外版のプレイ動画です(日本語版は説明が日本語)

ダウンロードはこちら

▼AppStore(iPhone)

▼GooglePlay(Android)

ゲームサイトの評価

GAMY編集部様からレビュー評価:86点を頂き、恐らく今週リリースのスマホゲームのオススメを紹介する「本当に面白いおすすめ無料ゲームアプリ」で3位に選んで頂きました。

▼本当に面白いおすすめ無料ゲームアプリ(毎週ランキング変わる)
1位進撃の巨人Tactics(DeNA)
2位ラストクラウディア(AIDIS)
3位英単語パズルNekotan(Masanori Yamazaki)
4位パンダと犬のワンダフルライフ(G-Blossom)

GAMY編集部オススメポイント!
・操作方法の閲覧に対応していて、単語の作れる数が表示される英語アシスト機能を用意 82点
・「Word Book」から単語の意味や用法に関するデータを確認していくことが可能 82点
・スコアが表示できると同時に、タップ操作でアルファベットの箱が繋げていける 82点
編集部総合評価:86点

アプリを作った理由

新卒面接の時に語った「自分で企画して自分で開発できる人材になりたい」というのがずーと頭の片隅にあり、仕事だと自分は企画職のため、開発(プログラム)まで出来ないのが心残りで、一度自分で開発までやって完成させたいというのが一番大きいです。

開発中止にしたのですが、個人アプリで稼ぐには企業がやらない際どい所を攻める(これは完全にアウトですが)という戦略もあるので、以前は下のようなゲスアプリを作ってました。

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似顔絵を描いてもらったらあまりにも似すぎているので、女性グループにしてパロディ的なアプリにしようかとも思いましたが、諸事情(コンプライアンスの問題?)により開発中止に。

英単語パズルNekotanをなぜ作ったのか?は、
ゲームクリエイターが陥りがちな思考ではあるのですが、ゲーム内で完結するゲーム制作に飽き、ゲーム✕教育のようなゲームを通じてリアル社会で役立つ知識が学べたり、ゲーム技術を活用した社会貢献できるサービスを作りたくなる人が結構います。
自分もまさにそれで、ゲームを通じて英語学習を好きになってもらったり、知的好奇心を満たせるゲームを作りたいと思い、「英単語パズルNekotan」を作りました。

アプリ開発による仕事への影響

約半年間、仕事外でUnityを勉強しながらアプリ開発をすることにより、自分の人生で仕事に100%集中していないことになり、仕事の生産性が落ちて社内での評価が下がる不安がありました。
自己評価ですが、自分の現在の業務内容では、懸念したような仕事の生産性が落ちることはなかったと思います。
とはいえ、自分が事業リーダーとして、成功するために人生を捧げることをコミットして事業を立ち上げるような場合は、仕事時間も仕事外も常時仕事のことを考える必要があるので、ある程度仕事や家庭に余裕がある時ではないと、個人アプリ開発とかは出来ないなぁとは思います。

逆に、仕事へのよい影響もあったので、それを紹介します。

▼仕事への良い影響
・仕事で上層部に苛つかなくなる
仕事外で作りたいゲーム制作をしてガス抜きしていることにより、仕事のゲーム制作は仕事と割り切ることが出来るので、思い通りにならなくてもそんなに苛つかなくなりました(笑)
まあ人生思い通りにいくことのほうが稀なんですけどね。
上層部の方針転換などで大きく企画が変わる場合も、個人制作でもトライ&エラーでよくあることと自覚しているので、ゲーム制作ってそういうもんだよねと寛容になります。

・エンジニアやデザイナーに感謝の気持ちが持てる

個人制作だと、他の人に発注することもありますが、基本的にはプログラムもデザインも自分で行う必要があります。
プログラムが大変なのは想像がつくと思いますが、ちょっとした画像作成や画像加工も、Photoshopが全然使えないので、地味に大変です。
仕事で後から仕様変更をエンジニアやデザイナーに伝えた時、苛つかれることが多々あるのですが、自分で作ってみるとその気持ちがよく分かります。

・自分の非力さを知り、会社のありがたさが分かる
上記と内容が被りますが、会社だと企画職、エンジニア、デザイナーとメンバーを揃えるのは会社(上層部や人事など)が用意してくれたりしますよね。
個人開発だと、基本自分で開発するとはいえ、協力者や共同開発者を自分で探さないといけません。
自分ひとりだと、出来ることが凄く狭まります。
チームを用意してくれ、毎月安定的に給料をくれる会社に対して、感謝の気持ちが少しは芽生えるかもしれません。

・Unity(ゲーム開発エンジン)への理解、低コストでの開発ノウハウを覚える
企画職としても、Unityを理解しているとエンジニアとの会話がスムーズになると思うので、自分で開発すると当然理解は深まります。
また、個人開発では基本的にはコストは余りかけられないので、いかに安く作るかのノウハウはつきそうです。
(企業のように、プロのエンジニアとデザイナーに1ヶ月依頼したら、1人月80万だとしたらそれだけで160万の支出です)
実際のゲーム開発では、もっとクオリティを求められるので、低コストでの開発ノウハウがそのまま使えるわけではないですが、まだゲーム開発の本予算が承認される前のプロトタイプ開発では、この低コストでの開発ノウハウは使えそうだと思いました。

今後の展望(人生の目標)

社会人1年目に立てた30歳までの目標(今35歳ですが)を、妥協しつつも全て達成したので、人生の目標を見失い中です。

▼社会人1年目の30歳までの目標
・自分で企画して自分で開発できる人材になる
 企画は自称スペシャリストです(笑)
 開発は仕事レベルではないですが、一応企画から開発まで行いリリースしました
・新規事業(ゲーム含む)を0から3つ立ち上げ成功させる
 3つ成功させたかは大分怪しいですが、3つ以上0から立ち上げました。
 0から作ったゲームやアプリは4つ中3つはまだサービスが継続中です。
・貯金1000万円
 仕事で年収を上げて貯めたのではないのですが。
 約10年前に都内に購入したマンションを昨年売却し、不動産バブルのおかげで、ここだけは目標を超えて達成しました(笑)

上記3つの目標を達成し「個人で戦える能力と軍資金を貯めて、独立する」というのが社会人1年目の目標だったのですが、サラリーマンとしての会社の仕事も楽しいですし、モラトリアム真っ只中です。

・32歳に結婚
という人生計画もありましたが、これはノーコメントにさせて頂きます笑

あとは、アプリ開発の延長としては、
・英単語パズルNekotanのHTML5化(HTML5ゲーム開発を覚える)
これくらいのゲームなら正直HTML5ゲームで充分ですし。
HTML5のミニゲームを100~200万くらいで副業で受注する流れがありそうなので、企画から開発まで1人で出来れば、そういう仕事も取れそうです。

・アプリ開発を受託する
Nekotan開発中にも、テーブルゲームを発売している人から、テーブルゲームをアプリ化して欲しいというオーダーがありました。
とりあえずNekotan完成したらと伝えていたのですが、企業に依頼すると500万以上するアプリ開発を、私が趣味半分・副業半分で開発すれば、100~150万くらいの費用で作れると思います。
(費用はプロのエンジニアへのコンサル料、デザイン費などです)
まあお金の話は一切していないので、100万も払えないということになる可能性大ですが。

・ビジネスにフルコミット
30代中盤が趣味や小遣い稼ぎに走るのもなぁーという気持ちもありますし、立ち上げたい事業もあるので、ビジネスとして成功するためにコミットする(人生を捧げる)方向性も検討中です。
転職で年収UPを目指すのもなくはないけど、年収50~100万上げてストレスが増えるくらいなら、今の年収で自力で仕事を取るのを目指す方が楽しいのは事実。
転職するなら、立ち上げたい新規事業を提案して実行できる会社ですかね。

・エンジニアにJOBチェンジ(年収を下げる)
自分で企画して自分で開発できる人材に本当になるなら、エンジニアにJOBチェンジして、仕事として開発するのも候補の1つですね。
年収は絶対下がるのですが、独立したりチャレンジするために貯金していたので、それもありかなぁと。
エンジニアとして3年働けば、今の年収まで戻せるとは思っています。
短期的には年収は下がりますが、企画から開発まで出来るエンジニアは希少価値が非常に高いので、長期的にはプラスになる可能性はありそうです。
JOBチェンジは年齢ネックもありますが、今より若くなることはないですからねぇ…
もともとエンジニア志望だったので、エンジニアの夢を捨てるのか(趣味程度に留める)、JOBチェンジするのか、これは遅くとも今年中には結論を出したいです。

それか、スルーしている結婚かぁ…
4月のんびりしながら考えたいと思います^^;

アプリ制作の収支

自分の人件費は0円として、リリース5日でのアプリの収支はこちら。

▼アプリ制作の支出
AppStore年間登録料:11,800円(税別)
購入したUnity Asset:9,480円
Advanced PlayerPrefs Window $9
https://assetstore.unity.com/packages/tools/utilities/advanced-playerprefs-window-7070
Animal World GUI Pack $69.99
https://assetstore.unity.com/packages/2d/gui/animal-world-gui-pack-62974
サウンド購入費:8,000円
イラスト発注費など:23,500円
Unityスクール受講料:239,000円
システム技術相談料:5,000円
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支出計:296,780円
※スクール受講料を除く支出:57,780円

▼アプリ制作の売上
Admob広告収入:1,206円

ぜひぜひ、アプリを遊んでいただけると嬉しいです(*^^*)

ダウンロードはこちら(しつこい)

▼AppStore(iPhone)

▼GooglePlay(Android)


今後も、ゲームの仕事や個人アプリ開発、WeeklyOchiaiの感想を書いていく予定です。もしよければフォローして頂けると嬉しいです♪サポートも大歓迎です(о´∀`о)