デザインをする時に自分の感性は必要なのだろうか。
なんで人によってデザインが違うんだろう。
今回はWantedlyの分析ではなく、最近考えていることについて書きます。
新しく始まった、何を言ってんだお前はシリーズです。
最近、この動画を見るのが好きです。
この動画は視聴者から投稿されたロゴを、手直しするという動画です。
これを見ていてふと思いました。
『同じターゲットに向けて作ったデザインのに、何故人によって違うものが出来上がるのか。』
デザインとアートの違いは、ターゲットがあるかないかだと僕は思っています。
もし、デザイナー全員がターゲットにとって良いものを限界まで全員が考えられるとしたら、出来上がるものは全て同じものになるはずです。
ターゲットにとって良いものを追求するなら、自分の感性が入る余地はないでしょう。
同じ案件でも違うデザインが上がってくるのは、①ターゲットにとっての良ものを追求しきれていない、②自分の感性に頼っている。からでしょう。
ここで問題というか、気になるのは、デザインに自分の感性を入れて良いのかということです。
アートは自分の内側や表現したいものを表現する。
そこには相手があるのではなく、自分しかいない。
アートはデザインの要素を排除できます。
でもデザインは不可能に近い。
何故ならば、ターゲットにとって一番良い色、形、サイズ、配置、動き、等全てを感覚や経験ではなく、客観的な数値、データを元に作らないといけないからです。
なので、デザインはアートと常に共存しているのだと思います。
逆にいうと、アートの要素が完全にないデザインは完璧なものなんだと思います。デザイナーはみんな、アーティストです、
そんなデザインをしてみたいし、そんなデザインを見てみたい。
そう思います。
皆さんはデザインとアートの共存についてどう思いますか?
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