冬夏青青たる態度で
おはようございます。こんにちは。いたをです。
本日も日常(いつも)とちがった切り口でお届けしたいと思います。
今年の夏休みに出会った素敵な言葉。
「とうかせいせい」と読みます。
『荘子』徳充符(とくじゅうふ)編にこうあります。徳充符と言いますのは、徳が内に充実したしるしと言う意味です。
命を地に受くるもの、
ただ松栢(しょうはく)のみ独(ひと)り正しく
冬夏に青青たり。
大地から生命を受けたものでは
ただ松と栢(ひのき)だけが正統なもので
だから冬も夏も青青としているのだ。
固い信念を、松やヒノキなど一年中、青々とした葉をつけている常緑樹にたとえたものです。青青は緑が生い茂っている様子を表す「青」。(実際の色は緑ですが)「青」という表現は日本語によくある表現ですね。
常緑樹は、冬も、夏も、葉の色が変わりませんよね。
でもそれだけではありません。
常緑樹は全く葉を落とさないっていうことではありません。古い葉は落葉してそれと同時に新しい葉も多く育っていきます。それらが常に繰り返されているので「常緑」に見えるということなんですね。
自分に中にぶれない軸をしっかり持ち、周りに流されずに生きつつも、固執することなく常に新しい情報や考えを柔軟に導入しながら、アウトプットもしていく・・・いたを的にはそんなイメージで捉えました。
リモートワーク、フリーランスな働き方、夫婦別姓、LGBT…などなど、これまで当たり前とされていた常識や観念はあっという間に崩れ、変化の多い時代へと。そんななかで、自分の中の信念を見つめる時期が待ったナシで来ているんでしょうね。
さて、あなたはいかがですか?
それではまた。
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