ショートカットキーは、まず3つだけ。
ショートカットキーとは、マウスに代えて、キーボードを使ってパソコンの操作を簡単に行うための機能です。マウスに持ち替える必要がないので、文書の編集を行っている場合など、キーボードに専念できます。
パソコンを使う仕事では、「覚えると便利だよ」と先輩や同僚から言われた方もいらっしゃるかもしれませんね。この機会に覚えたいという方も多くいらっしゃると思います。
でもちょっとまってください。
やみくもに取り組んでも、すぐには覚えられないと思います。逆に今まで慣れたマウスのほうが仕事が早かったりすると、効率が逆に悪くなり、「なんのためのショートカット?」になってしまいます。
まず覚えるのは「Ctrlキー」や「Altキー」の意味から
最初に取り組むのは、ショートカットキーで使用する機能キーの意味をしっかり理解しておくこと。ここが肝です。
限られたキーボードのスペースにどれだけの操作機能を入れ込むか。そのためのショートカットキーなのですが、組み合わせの基本となる「Ctrlキー」や「Altキー」の意味をおさえると、理解がぐっと深まり、覚えやすくなります。
例えば「Ctrlキー(コントロールキー)」。これは、キーボードの後ろに隠れている機能を引き出すキーです。「裏メニューのキー」と覚えるといいですね。
同じように「Altキー(オルトキー)」も「裏メニューのキー」なのですが、Ctrlキーとの違いは、主にアプリのボタン操作をするときに使うキーです。
最初に覚えるのは3つだけでいい。
ショートカットキー初めてさんが取り組むのはこの3つだけで大丈夫です。
Ctrlキー + Cキー : コピー
Ctrlキー + Xキー : 切り取り(カット)
Ctrlキー + Vキー : 貼り付け(ペースト)
先ほど書きましたCtrlキーを使ったショートカットです。「裏メニュー」ですね。C、X、Vの文字の意味はあまり考えなくても大丈夫。意味があるのはコピーのCくらいですから。それよりもC、X、Vの文字キーをキーボードで確認してみてください。隣り同士ですよね。ちょっと目先を変えてみるとなーんだって感じになりますね。あとは少しずつ、あなたの仕事に応じて覚えていけばいいんです。
マウスは外してしまおう!
ショートカットキーに取り組むなら、「脱マウス」……マウスは思い切って外してしまいましょう。これまでの私の過去記事にも何度か書きましたが、タイピングも含めパソコン操作は技能です。車の運転などと同じように体で、感覚で覚えていかないと上達しません。
覚えたら覚えただけパソコン作業の時短につながり、確実に仕事の効率は上がります。ぜひ本気になったら、マウスを封印してみましょう。
まとめ
タイピングシリーズの番外編として、ショートカットキーのことを書いてみました。まず3つだけで全然OK。覚える前に、組み合わせの基本となる「Ctrlキー」や「Altキー」の意味をおさえると、理解がぐっと深まり、覚えやすくなりますよ、というお話でした。それではまた。