【エクセル】絶対に表示が崩れない連番のふり方
おはようございます。こんにちは。いたをです。
今日のタイトル。いつものように、わかる人には「解る解る!」、分からない人には「ナンノコッチャ!」って感じだと思いますが、ぜひ最後までお付き合いください。
実は経験のある方多いと思いますよ・・・。
さて、エクセルで名簿など作成する時に先頭列に連番をふることってありませんか?
ああ、そういえば、あるよねぇ。
そうです。こんなとき、連番をどういう風にふっていますか?
えっ、どうやってって・・・
・上から順番に、「1」「2」「3」・・・と入力している!
・A2セルに「1」、A3セルに「2」と入力してオートフィルかけてます!
・A2セルに「1」、A3セルに「=A2+1」と入力してA3セルをオートフィルしています!
どれも間違いではないんです。
でも、
行を並べ替えると、
せっかくふった連番が崩れてしまう!ってこと、ありません?
(▲ 上の表は氏名を昇順で並び替えたところ)
見事に連番がバラバラ・・・!!!
もう一回、振り直しますか!
今日はこの連番を、絶対に表示が崩れないようにするテクニックをお伝えしようと思います。
といっても実はとっても簡単。
連番のところにちょっとした関数を組み込むだけなんですけどね。
ROW関数ってご存知ですか?
ROW関数とは、参照するセルの「行番号」を返す関数です。
メモ!
ROW関数:引数として指定された配列の行番号を返します。
=ROW(セル範囲) ※()内は省略可能です。
このROW関数をA列に組み込んで連番にします。
=ROW()-1と(※すべて半角)入力することで、行に対応した連番が自動的にふられます。
「-1」の意味は分かりますよね。1行目は項目で名簿自体は2行目からスタートするので「-1」するってこと。
あとはオートフィルで下に引っ張るだけです。
なるほど~。
ROW関数を使うメリットは、行の並び替えを行ってもセルの値は常にその時点での行番号を元に再計算されるということ。すなわち連番を崩さない、ということです。
では実際に名前で並び替えてみましょう。
頻繁に行の並べ替えが発生する表を作成する場合、連番のところはROW関数を使用するといいですよね。
応用編・桁数を揃えた連番をふりたいときは?
例えば 「0001」のような形で桁数を揃えた番号を入れたい場合どのようにすればよいでしょうか?
これも関数を使えば実現可能です。ROW関数に表示形式を適用した文字列を返すTEXT関数を組み合わせます。
メモ!
TEXT関数:表示形式を適用した文字列を返します。
=TEXT(値,表示形式)
値:文字列に変換したい数値を指定します。
表示形式:数値の表示形式を「" "」で囲んで指定します。
具体的に書くと
=TEXT((ROW(A2)-1),"0000")
うーん、キレイだ(笑)。
まとめ
関数を使うので初心者にはちょっと面倒くさく見えるかもしれませんが、ROW関数を使った方法が最もおすすめだと思います。
連番が崩れませんしね。
今日は「絶対に表示が崩れない連番のふり方」についてお伝えしました。
それではまた。
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