180926_弱者のレイアウト戦略_ppt

知ってるだけで得をする「非デザイナーのためのレイアウト戦略」

板橋です。
以前投稿したnote「非デザイナーのための配色戦略」知っているだけで差がつけられる知恵ということで、多くの方に喜んでいただけたようです。
とても嬉しく思います!

一方で、「でも、レイアウトが難しいんだよな...。」という声もたくさん頂きました。

たしかに、レイアウトは色々な方法がありすぎますし、自分もほとんど感覚的にやっているものです。

そのため「知っているだけで周りに差が付けられる」というものがなかなか無く、レイアウト手法に関しては知恵を紹介することを躊躇しました。。

もちろん、黄金比なり、グリッドうんぬんなり、私も少しだけ知識がありますが、そんな小難しいことを非デザイナーが体得できたら話が早いわけです。(笑)

しかし、ふと閃きました。

ひとつあるな、と!
この考え方は知っているだけで、少しはレイアウトに強くなれるかもしれない!というものがあります。

名付けて「見えない四角い箱の法則」です。

今回は「誰でもこれを知っていることで、ほんのちょっぴりだけレイアウトに強くなれる」という知恵の紹介記事となります。

例によって、私は美大出身でも、デザイナーでもなく、一介のマーケターですので、デザイン専門知識はほぼ皆無です。

なので、専門家から見たら「それ理論的におかしくね?」みたいな話になるかもしれませんが、その点は悪しからず。

■見えない四角い箱の法則

「以下の正方形の四角を綺麗に並べて下さい。」

これなら、誰でも綺麗に並べることができそうですよね。

それでは、全てバラバラな形だとどうでしょうか?

もしかしたら、これだとあなたは難しく感じて、綺麗に並べられないかもしれません。

そんなときは、「見えない四角い箱で囲われている」と思いましょう。
四角い箱は全て同サイズとします。

これなら、先ほどの「正方形の四角」と同じなので、綺麗に並べられそうですよね。

つぎに、全ての箱をひとつの"大きな箱"と見立てて、その"大きな箱"をスライド中央に配置しましょう。

箱を取ると、ほらきれい。

ちなみに、それぞれの箱の中で図形は中央に配置しましょう。

ちょっと、豆知識です。
"活字だらけの新聞"が何故読むに耐えるのか?
それは、見えない四角い箱でキレイに情報が整理されているからなのではないでしょうか

私たちの身近なところに、見えない四角い箱は潜んでいます。

・・・
さて、話を戻しましょう。
もし、図形の形とサイズ、どちらもバラバラの場合でも同じです。

「四角い箱」で囲って。

それを綺麗に並べます。
また、全ての箱をひとつの"大きな箱"と見立てて、スライド中央に配置。

箱を取ると、ほらきれい。


■でも「中央揃え」するのが面倒くさいよね

図形を中央に配置する機会が多くて、ちょっと面倒くさいですよね。(笑)
それなら、中央配置のショートカットキーを作ってしまいましょう。

もし、あなたがPowerPointを使っている場合は、この「配置」で中央配置にすることができます。
一応、このショートカットキーを登録する方法を紹介します。


■「見えない四角い箱の法則」もうひとつの方法

ここからは番外編で、もうひとつの見えない四角い箱の方法を紹介します。

まず、図形ピッタリに四角い箱で囲います。

そしたら、水平線を1本引きます。
そして、重力に引き込まれるよう、その水平線ピッタリまで落としましょう。

落としたら、四角の間の横幅を全て均等に配置して下さい。

また、全ての箱をひとつの"大きな箱"と見立てて、スライド中央に配置します。

箱を取ったら、ほらきれい。

この方法でも、なかなか綺麗に配置できます。

ーーー

いかがでしたでしょうか。
もちろん、今回紹介した方法以外にもたくさんの方法があると思います。

しかし、「全ての図形は"見えない四角い箱に囲われている"」というような考え方を持っている人と持っていない人では、大きな差が出るのでは?と考えています。

私は、文字だらけの新聞がなぜ読むに耐えるのか?というところから考えを出発し「見えない四角い箱」の考え方を身に着けました。

よくよく観察すれば世の中は「見えない四角い箱だらけ」です。

この見方を知ってしまった方は「世の中のありとあらゆる見えない四角い箱に気付くようになってしまった」と思います。

もし、この情報があなたの仕事や生活に役立つことがあれば幸いです。

ーーー
2018/10/2
「文章」を読みやすくする方法についても記事を書きました。
よければ、ご活用下さいませ。

ーーー弱者の戦略™️ーーー
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板橋 洋輔 (いたちょ)
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