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Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
MicrosoftのIE(Internet Explorer)が2022年6月15日(日本時間6月16日)に終了することが発表され、各メディアが一斉に取り上げましたね。

Microsoft、IEのサポート終了へ 22年6月に
2021年5月20日 日本経済新聞
IE終了に動揺広がる。「弊社のシステム、IEじゃないと正常に動かない」
2021年05月20日 HUFFPOST
Microsoft、IE(Internet Explorer)サポート終了は2022年6月15日
2021年05月20日 IT media NEWS

「ついにか・・・お疲れさまでした」という印象です。
子どものころは検索と言えばあの「℮」マークという印象がありました。ネット創成期を支えたブラウザがついに退役してしまいます。

しかしこれで割と困る方々が出てきますね。
Microsoftもかなり前から後継ブラウザである「Microsoft Edge」(以下エッジ)への切り替えを促していましたが、未だ「IE」でないと動かないというシステムは一定数あるようです。

以下、ブラウザシェアの推移。青線がIEで、2021年4月時点でのIEシェアは3.04%とのこと。

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(source:statcounter

「うちが提供しているシステムはIEしか動作保証していないんだけど・・」
「社内で使ってるシステムはIEでしか動かんけど修正対応してくれるのだろうか」

「#IE終了」で検索すると上記のような今後を不安視する声が飛び交っております。
一度離反してしまった顧客に再度振り向いてもらうのは至難の業なので、早急の対応を迫られる企業も多いのではないでしょうか。
特に官公庁や金融機関はIEのものが多いと聞くのでこれから大変です。

経過措置として設けたのかもしれませんが、エッジには「IEモード」なる機能が備わっており、IE向けに開発されたWebアプリにはこちらからアクセスできるそう。この「IEモード」は少なくとも2029年までサポート対象とするとのことですが、いずれにせよサポートは終わるので切替え準備を進めるべきですね。




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