ぼくは未来の働き方をしているか

今日も書いている。よく考えると、頑張って続けているものだなと思う。

けっして大したことを書いているわけではないのに、毎日続けているところがいいと自分では思っている。すごいことしか書けないなら、まあ一年に一回書くか書かないだなと思うしね。


そしたら、ほら、ときどきこうしてご褒美くる。



なんとうれしい・・・。
お金をいただけることって大変ありがたいこと。


これでうまいものが食えるとかそういうことでは、もちろん、ない。
応援してるでーっておカネをもって表現をする手段を選んでくれたことと、その手間を割いてくださったことに大変嬉しい気持ちになるのであって。

地道に地道に、感謝の気持ちでまた続けていこうと思う。


さて、今日は丹波市のアントレプレナーシップ教育に関する活動の一環で、丹波市教育委員会の係長さん(市内中学校の数学の先生が出向中)と市内の小学校の校長先生、市内の中学校の教頭先生の3名を、朝の4時30分には起きてもらい、5時過ぎの電車に乗ってもらい、9時50分に品川に到着してもらい、そこから科学技術分野の研究者の友達、FinTech分野のスペシャリストの友達、医療介護および哲学に詳しい親友、そして大企業で30年後の未来予測を進めてきた友達に立て続けに会ってもらい、18時に解散してほぼ最終にて帰ってもらう感じの超絶強行スケジュールの大人の修学旅行を決行した。


きていただいた先生方みんな、本当に熱心にそれぞれの人の話に耳を傾けてくれて、またお願いした友人たちもみんな真剣に場をつくってくれて、本当に良い機会になったなあと思って嬉しくなった。「こういう機会が大切だと思ってはいたけど、本当に大切やなと実感できました」という言葉を頂き、継続的にこうした刺激ある機会を、生徒をこれからも支えていく仕事が続く先生方にこそ、もっと多く提供していくべきなのだと確信をした。


教員の修学旅行がなくては、新しい情報はインプットできない。
教員のインターンシップなどで、もっと新しい環境を知るべき。


それによって、きっといまなんとなく先生を続けている人や、苦しんでいる人や、どこに導いてあげられるのだろうとモヤモヤしている人に、何らかの光が射し込むような機会になるのではないかと思えた。その予算は必要。


この丹波市教育委員会でお任せ頂いたプロジェクトに関わることで、未来の子供達がどのような仕事をしていくのだろうとか、どんな働き方をするのだろうとか、そして彼らは何に悩んで、何を当たり前だと感じ、何に不足を感じて、何に満たされて、何を幸せに感じて生きていくだろうと考える機会がたくさん生まれている。とってもありがたいことだ。

ぼくの暮らし方は、まだマイノリティだ。ただとても自分が思い描いたもの以上に幸せな気持ちでいられるし、それがいまの時代にマイノリティであるとしても、大多数はそれが実現できないものだとしても、未来的であろうとそうでないのだとしても、そんなことはどうでもいいから今日は最高だったなと思って生きてさえいれば、新しかろうと古かろうと良い気がする。


大事なことは新しいか古いかではないし、未来か過去かでもなく、ただそれはとても嬉しいのか嫌なのか、という単純なものでいいのではないかと。

そのとき人は何が嬉しいのかといえば、「僕はこれでいいんだ」と思える、そんなことじゃないかな。それでいいんだと言える教育であればいいと。


今日とてもいい言葉を、校長先生が言っていた。


「僕らは教育を、彼らがなにもない、もっていないから与えて立派にする、かのように、そんな風に思っていてはいけないんだなと思いましたね。でもそうじゃないんだと、そんな風に思いましたね。」

そこまできいて、引き継いでそれを言葉にさせてもらった。

「めっちゃいいですね。素晴らしいことだと思うんです。ないから与えるのではなく、すでに備わっているから一緒に探し、掘り出し、削り出し、本当にあなたが素敵なのはコレだねってことを一緒に発見すること。そのために各教科や勉強や運動や関わりや創造のなかに、輝く何かが発見されることを見つけるんだという、そういう教育、したいですね。したいなあ。」


そう僕は言葉にして、ああそうだなと思った。


もともと備わっているものを、そのまま「それだよ」って言うこと、そして、そのまま伸びていけば喜んでもらえるものに輝きが増していくんだよっていうことを支えていくこと。それがしたい教育なんだということだなと。


そういうのをしていく。
子供にも大人にも。



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よこたいたる(お葬式研究家/呼吸の習いごと主宰)
急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。