庭師の妹の才能が爆発してる
今日は姫路で小商い塾の体験会をすることになっていたので、お昼前までのちょっとの時間だけ作業をした。山盛りの草が点在しているので運びやすい場所に移動させるだけの作業がなかなか大変だが、手慣れた手つきで作業をする庭師の(はなやぎという家族での)妹が頼りになりすぎる。
ブルーシートで上手に草を丸め込んで、大量の草を軽々と持ち上げてさっさと山盛りの草にさらに盛り上げていく。小さいのにたくましいのであった。
さらに。
なんてこった。どんな天才やねん、この子。
そもそも樹木医というレアな資格を持っており、天然記念物の樹木を診断することができるというだけでなく、草抜きをしていると瞑想状態になって無限にむしり続けることができるという不思議な力を持っているのは知っていたものの、絵まで書けちゃうのかよ。才能が溢れとるやないか。
ちなみにさらっと朝ごはんの写真をとってくれたけど、フォーカスのポイントも素敵にしてくれて、オシャレなピクニック風のモーニングになった。
朝から美味しいパンを用意してくれて、自家製チャイを用意してくれたサイカちゃんの「with Love」の精神にも本当に感謝である。ほんのすこしの手間と工夫に幸せのタネがたくさん詰まっているんだってことを教えてくれる。
なんどもくじけてきた庭の整備だけど、5年を経て一緒にやっていける仲間が集まってきたし、自分の覚悟もようやく決まってきたように思う。
庭にいくつかある過去の残骸をみつめていると、うまくやれなかった過去の自分がそこにいるようで胸が詰まるような思いもあるけれど、うまくいかなかったことを通じて学んできたものの中に、今の自分があるってことを僕は知っているし、だからこそ新しい出会いの中に仲間は生まれてきたのだ。
つねにいまここにあるものに感謝なのだ。
ありがとう。