Xスペース「本を囲んだ語り部屋」の音声アーカイブ、まとめ記事、その他もろもろを載せていきます!! 毎週日曜日7:30-8:30 Xスペースで本を囲んで語り合っています コミュニティページはこちら https://twitter.com/i/communities/1497733671855407108
RTO(Return to Office = オフィス回帰)する企業が増えてきています。 業態にも寄るとは思いますが、必ずしもフルリモートが良いわけではないということに多くの企業が気づき始めているのではないかと思います。 その理由は大きくは三つあるでしょう。 一つは労働生産性の問題。 リモートでは効率が落ちると言うのではなく、業務の進捗に関する管理監督が行き届かなくなり、結果としてバーンアウトするくらい働き詰めの人と、見えてないことを良いことにながら仕事やサボりが横行してア
大阪に独りで長く暮らしていた単身赴任期間において、さらにコロナのパンデミックが起きて人との繋がりを絶たれたとき、本当にありがたいなと思ったのは友人の存在でした。facebookで近況を報告しあったり、clubhouseやXのスペースで語り合ったり。 誰かと繋がっていること、お互いを気にかけ合える存在があることの重要さを再認識していたと思います。 それからコロナが明けて、再び人は会って繋がることができるようになりましたが、人との繋がり方に対する認識はそれ以前とは変わったのでは
私の社会人としての最初のキャリアはメーカーの営業でした。今からもう30年以上前の話ではありますけれど。 扱っていたのは電子材料で、大手の電機電子メーカーが顧客で、売上責任も当時で数億持っていました。 以前、別のnoteで日本の東西の営業スタイルの違いを書かせていただきました。 ロジックで押す関東と懐に入る関西。文化が異なると営業としてのスキルも変わってくるという大きな学びがそこにはありましたし、これ以外でも営業を10年やっていて苦労したことは全て自分の糧になっているし、現
先日とあるオフ会でかなり実験的な対話を行いました。 きっかけは、荒木博行さんの以下の本でした。 ビジネスで求められる目的ドリブンで未来から考える思考と、原因やそもそもを過去の知識を拠り所にして考える思考の両方を「レンズ思考」とし、それらの思考から解き放たれて「今ここ」を裸眼で見るような思考を「裸眼思考」としてるのがこの本のポイントで、裸眼で思考するための方法として、知覚ー保留ー記憶という裸眼思考のためのプロセスが出てきます。 オフ会では、この本を読んできた人が感想を語り合
ふと、こんな問いが浮かびました。 自己開示なしで「良い人間関係」は作れるものか? 学びやオンラインのコミュニティにいると、お互いを「呼ばれたい名前」で呼び合い、その人がどのような年齢であったり、何を仕事をしているのかは全く知らないままでいることがしばしばあります。 私自身もそのようなコミュニティの中ではこちらのペンネームと同じ「いたる」で通していて、苗字を呼ばれることもなければ、職業や家族構成を聞かれることもありませんし、こちらから進んで伝えることもありません。 一方で
数年前、そうですね…ダイエットをして体質を変えたあたりから常に意識するようになったことの一つに「ととのえる」があります。 もっとも、この言葉を使うようになったのは割と最近で、その前は「コンディショニング(Conditioning)」と言っていました。 コンディショニング。 美容や理容ではよく使われる言葉かもしれないですね。 あと、エアコンはAir Conditioningの略で「空調」として馴染み深いと思います。 フィットネス分野では体を動かした後のクールダウンや整理体操の
物事を考える時や何かの行動を起こす時に、What-Why-Howと言うフレームを使って考えることがビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。 何をやるのか(What)、なぜやるのか(Why)、どうやってやるのか(How)の三つについて網羅的にコミュニケーションをとることで、伝えた相手が納得して行動できるように私たちはしています。 ユングの理論に基づいているソーシャル・スタイル(Social Style)というタイプ論では4つの性格タイプ(あるいはコミュニケーションのスタイ
道なきところに新たな道を作ってゆく… 人が通ってないところを切り開いてゆく… そう言うタイプの仕事が私は好きです。 誰もが知ってる整った道を辿って歩いてゆくことが好きな人も世の中にはたくさんいると思います。しかし、私は誰が行っても同じところに行き着く、同じ結果が出るようなものには退屈さを感じてしまい、初回は良いとしても二回目に続けるモチベーションはガタ落ちしてしまいます。前回と違うやり方でやりたいとか、他のことがやりたいとか、どうしても思ってしまうのです。 もう、これは染み
webで簡単に欲しい情報が手に入る世の中で、じっくりと本を読むことをしない人が増えていると言われています。 文字数が多い本を一冊ずっと読むよりも手取り早く欲しい情報を手に入れたいというタイパ重視の情報取得は変化の早い情報社会でのビジネスパーソンのスタイルになってしまっているかもしれません。 私もかつては読む時間を取られることに抵抗を感じ、読書から次第に遠ざかってしまっていました。 読んでいると考えがあちこちに飛んでしまい読むの時間がかかっていたので、欲しい情報は本を読まずに
妖精を見たことってありますか? こんなことを言うと「大丈夫ですか」とか「それは何かの見間違いか、幻でしょう」とか「そう思い込んでいるだけじゃないですか」とか言われてしまいますけれど、ある時期までは確かに見えていたことをこの歳になってもはっきりと覚えています。 自然あふれる世界 妖精が見えていたのは小学校低学年前後の頃のことです。 場所は、、私の祖父が所有していた山中湖の別荘でのことでした。 祖父の別荘は、敢えて人工的なものを廃した作りになっていました。電灯はつくようにな
私は自分自身のことを飽きっぽい性格だと思っています。 一つのことをずっと続けていることの方が稀で、このnoteなどは4年以上続いているので私の中では珍しいことかもしれません。 飽きっぽいのは「コト」だけでなく、私の場合は人間関係についても言えます。 同じ人とばかりと話していると退屈さを感じ、次第に遠ざかっていって関係性が薄くなってゆくこともしばしばあります。 我ながら刹那的だなとも、後で考えてみると勿体無いなと思うこともしばしばです。 何に飽きるのか? 「飽きる」とはど
20数年前、事業部門から人事に自ら希望して異動した私が最初に行った仕事。 それは「営業の能力を定義する」というものでした。 その後、人事の仕事を続けてゆく上で能力を定義する上での基本的な考え方になっていることをこの時学んでいたなと今振り返ると思います。 求められる能力とは何かを定義し、それを使って人を育ててゆく… 人事としての私の原点かもしれません。 当時に何をしていたのか、能力はどのように定義するものなのか、当時の気持ちに戻って整理してみます。 背景 長く事業部門で
学校で学んでいる時も、会社で仕事をしている時も、話を聞く時には必ずと言って良いほどメモを取るようにしています。 早く書こうとすると字が汚くて後で読めなくなるので、最近はパソコンでメモを取ることの方が私は多くなってきていますけれど、紙のノートにメモを取ることはさまざまな点で優れていると私は思っています。 それは、書きながら思考の整理ができることであり、相手から見ると真剣に聴いてくれているように見えることであり、手を動かしながら聴いてることで記憶に残りやすいことであったりします
文章を書く力というのはビジネスパーソンの、いや、人間が生きてゆく上での重要な基本スキルのひとつだと思います。 義務教育の始まりから国語はあって、文章を書くことについては皆がずっとやってきているはずなのに、日々仕事で人とやり取りしていると、人によってかなりバラついているということに気づきます。 例えば、文章の中身については、何が言いたいのかがよく伝わらない回りくどい文章になっていることがあって、何度も文章のやり取りが必要になってくることがあります。 また、文章の構成を考えるま
先日、とある読書会で参加者の一人から質問をされました。 「どうしたら全体的に考えられますか?」 この質問をしてきた方は研修講師とのことで、研修や講義の途中や後に「何か質問はありますか?」と投げかけても誰からも何も返ってこないことに違和感を感じているという話を切り出してきました。 仰っていたのは、 「どうも受講している側は話していることを取り敢えずそのまま受け取るだけになっていて、内容をまだわかっていないか、何を質問したら良いのかがわかっていないのではないかと思えるのです。
人事の仕事をしていて最近ひしひしと感じるのは、新型コロナウィルスによるパンデミックの前後で、個人の在り方や人と人との繋がり方、関係性の築き方が大きく変わったのではないかということです。 Face to Faceの接触にリスクがあったから普及したオンラインでのコミュニケーションは、コロナ禍が明けてからも定着していますね。 zoomなどのオンラインコミュニケーションツールは、より簡単に広く他者と繋がれる手段としてはとても有効ですし、これからも使わなくなることはないのかもしれませ