脊髄刺激療法(SCS)トライアル
#トライアル手術 は局部麻酔で行い、痛みの箇所と信号の効果を確認しながら2時間弱の手術を終えました。トライアル用電極の植え込み自体には麻酔の効果で痛みはなく、リードが体外に出る箇所も麻酔が切れた後でも特に痛むことはありませんでした。しかし中継機器が引っ張られリードとの接触が悪くなる事があったたため、病院で借りたポシェットに入れ常に肩からぶら下げていました。
トライアルの結果は良好で、硬膜外ブロック注射に近い効果を永続的に得る事ができました。このため、病棟内での歩行+階段昇降などの活動負荷をかけた状態での痛み+呼吸の確認を毎日4回実施しました。自身で効果状況を把握し、主治医にフィードバックをかけるため即席の記録簿を作成し、毎日記録を続けました。
2週間弱の入院中は順調に負荷を重ね、治療効果を把握するとともに、本植え込みへの期待が高まるものでした。退院後は再び #タリージェ を主とした治療に戻り、薬2ヶ月後の手術を待つこととなりました。これは #SCS機器 の #MRI対応機種 リリースを待つ意味合いもありました。しかしこの2ヶ月間でもう一段階症状が悪化し、再び寝込む生活に戻ってしまいました。
服薬しか治療法がない時点で、体力も気力も限界を超えてしまい休職に入っていました。その時点では脊髄刺激療法のことも知らず、#ペインクリニック に通院することもかなり苦痛を伴い状態でした。しかしペインクリニックを受診し、ステップバイステップで治療方法を確認したことで、トライアル後の症状悪化も期待を持ってやり過ごす事ができました。
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