慢性疼痛の症状と治療方法について
慢性疼痛とは原因が不明であったり、怪我や病気、手術などに生じた急性痛が3ヶ月間を超えて持続もしくは再発している状態をいいます。
また神経障害性疼痛とは、何らかの原因により末梢神経が損傷し、痛みや痛みに対して過敏になってしまった状態を言います。
国内の慢性疼痛患者は約2,315万人と推定され、そのうち神経障害性疼痛は600万人を占めています。
神経障害性疼痛の治療方法の一つであるSCS治療(脊髄刺激療法)は、1967年に米国でその効果が報告され、1997年にSCS治療機器