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稲盛和夫さんの 燃える闘魂

自分の世代に近いと、燃える闘魂というとアントニオ猪木さんな方も多い気がするこのタイトル。
日航の再生のあとの著書ですね。

「燃える闘魂」は稲盛さんの経営の12か条の中の一つ。
どれも大切なことと考えられていることと思いますが、この本を書くときは「燃える闘魂」を一番強くメッセージとして発したかったのでしょう。

熱い心を超えた表現の「燃える闘魂」としてるとはいえ、経営者がひとりで暴走しないよう、ともに働く人たち、従業員を守ることは重要な前提としています。日航も最終的には稲盛さんが一人で飛行機を飛ばすわけではなく、多くの従業員の方々がいるからこそ成り立つ企業であり、働く方々の心に火をつけることが大切。
あわせて、その企業が独善的にならないよう「徳」の重要性を説く。

一貫した哲学と実績から、納得感の高い内容です。

この場にいて自分ができるのか(能力と闘魂があるのか)は別にして、今の自分がいる場において全力をもってあたらないといけない、と感じます。

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